【Google Cloud】Chrome Enterprise Premiumについてまとめてみた!

Google Cloud

2024.6.4

Topics

はじめに

こんにちは、Shunです!

今回は、Google Cloud Next ’24で発表されたChrome Enterprise Premiumについて、ご紹介をいたします。

Chrome Enterprise Premiumとは

Chrome Enterprise Premiumは、Google Cloudの一部として、エンドポイントセキュリティをシンプルに強化できるサービスです。
セキュリティ機能には、セキュリティサンドボックスやAIによるプライバシー保護が含まれ、ゼロデイ脆弱性にも迅速に対応します。
また、Google Cloudと統合され、クラウドベースのアプリケーションにシームレスにアクセスでき、ハイブリッドワーク環境を安全にサポートします。

参考: Chrome Enterprise Premium:エンドポイント セキュリティの未来

Chrome Enterprise Coreというサービスも存在しますが、Chrome Enterprise Premiumが上位版のサービスとなります。

料金

Chrome Enterprise Premiumは、$6 user/monthでご利用することができます。

参考: Strengthen browser security with Chrome Enterprise Premium

機能

Chrome Enterprise Premiumの機能をChrome Enterprise Coreとの比較でご紹介をいたします。

Chrome Enterprise Core

  • エンタープライズ向けブラウザ
  • クラウド管理
  • 拡張機能のセキュリティと管理
  • サードパーティ統合
  • サードパーティソリューションによる管理
  • マルウェアおよびフィッシング保護(Safe Browsing)
  • Chromeのセキュリティインサイト

Chrome Enterprise Premium

Chrome Enterprise Coreの機能に加え、以下の機能を利用することができます。

  • マルウェアディープスキャン
  • ウェブサイトカテゴリに基づくURLフィルタリング
  • データ損失防止
  • SaaS、Google Cloud、プライベートウェブアプリへのコンテキスト対応アクセス

また、公式ブログではChrome Enterprise Premiumの高度のセキュリティとして、以下のような機能が紹介されています。

エンタープライズコントロール
ポリシーの適用、企業のポリシーに応じたソフトウェアの更新と拡張機能の管理、RDPやSCP、SSHなどのTCPプロトコルのサポートを提供します。

セキュリティに関するインサイトとレポート
イベントやデバイスのレポートを提供し、フォレンジック機能によって企業全体の可視化を実現します。また、Googleや他のサードパーティのセキュリティソリューションと統合できます。

コンテキストアウェアアクセス制御
Webアプリケーション向けに拡張可能で、ブラウザの健全性に基づくアクセス制御により、SaaSやWebベースのアプリケーションへの継続的なゼロトラストアクセスを実現します。
また、認可されたアプリケーションと認可されていないアプリケーションのデータ漏洩リスクを軽減します。

脅威対策とデータ保護
最前線のインテリジェンスとAI、動的URLフィルタリング、サイト分類を使用して、コンテンツ監査とデータ損失防止、マルウェア対策、フィッシング対策を提供します。

Chrome Enterprise Premium で高度なセキュリティを実現

さいごに

本記事では、Chrome Enterprise Premiumについてご紹介をしました!
まだ、発表から間もないサービスのため情報が少なかったのですが、情報が増え次第また詳細にご紹介できればと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考記事

テックブログ新着情報のほか、AWSやGoogle Cloudに関するお役立ち情報を配信中!

Shun

Google Cloud11冠、2024 AWS All Cert、ビール検定1冠

Recommends

こちらもおすすめ

Special Topics

注目記事はこちら