AWS 最新情報をキャッチアップし続ける方法
2023.12.20
Topics
はじめに
この記事は NHN テコラス Advent Calender 2023 の 20 日目の記事です。
皆さん、AWS の最新情報キャッチアップできてますか?
アップデートされる情報が多くて、追いかけるのが大変に感じている人は多いのではないのでしょうか。
本記事では、私が実際にやっている AWS の最新情報をキャッチアップする方法についてご紹介します。
AWS のアップデートの数
まず、AWS のアップデートが年間どれぐらいあるかご存知でしょうか。
2023 年 12 月 08 日時点で 2492 件もあります。
AWS の最新情報 – クラウドイノベーションとニュース – 2023 アーカイブ
11 月末に開催された re:Invent の期間中はアップデートがかなりの数ありました。
これらすべてをキャッチアップするのはかなり大変です。
そのため、ご紹介する方法でキャッチアップしていただくとまだ楽になると思います。
AWS 最新情報のキャッチアップ
私が実際にやっている AWS の最新情報をキャッチアップする方法を以下の 5 つにまとめました。
- AWS Blog の RSS 購読
- X で有名人をフォローする
- 毎朝 AWS アップデートを見る時間を設ける
- AWS イベントに参加する
- 好きなサービス/分野を作る
AWS Blog の RSS 購読
AWS の情報をキャッチアップするというと良く言われる方法の一つかなと思います。
AWS では、様々な Blog が公開されてます。
それらの RSS を使って Slack で通知を受け取る方法です。
なお、Blog にも様々な種類があり、言語によっても公開される記事が変わるのでご注意下さい。
オススメの言語は英語で、最新情報が多いため良いです。
以下に、オススメの Blog を記載するので好みの種類を購読してみて下さい。
一週間の AWS アップデートをまとめた Blog
週刊 AWS | Amazon Web Services ブログ
個人的に好きな分野の Blog
AWS Database Blog
AWS Developer Tools Blog
他にもいろんな分野があるのでお好みでどうぞ。
各 Blog の URL の末尾に「/feed/」をつければ RSS のリンクを取得できます。
- Blog リンク: https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/
- RSS リンク: https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/feed/
RSS を飛ばす先は、個人の好みですがよく使うツールに紐づけておくと良いです。
余裕ができたタイミングや通知が飛んできたタイミングで、気になる Blog を購読してみると最新情報をキャッチアップすることができます。
X で有名人をフォローする
結構オススメな方法です。
X などの SNS で情報を発信している人を見ることです。
発信している人でオススメな人たちは、AWS の表彰制度で選ばれた人たちです。
具体的には、「Ambassadors」、「Top Engineers」、「Jr. Champions」です。
表彰者たちは、情報発信が評価されているところが大きいので知らない情報や新しい情報などをよく発信しています。
中には本名でやってる方も多いので調べてみるとすぐ出てくると思います。
今年の選出メンバーの Blog
2023 Japan AWS Ambassadors の発表 | AWS JAPAN APN ブログ
2023 Japan AWS Top Engineers の発表 | AWS JAPAN APN ブログ
2023 Japan AWS Jr. Champions の発表 | AWS JAPAN APN ブログ
情報を発信している人には、情報が集まってきやすいと思います。
SNS を使うことで、情報を発信してなくてもその恩恵を受けることができます。
なにより、この方法をオススメする理由は、受動的でもある程度情報が得られるからです。
X では、意図した情報以外も流れて目にすることがあるため、知らないことをより効率的にキャッチアップすることができます。
毎朝 AWS アップデートを見る時間を設ける
毎日いろんなアップデートが公開されるので、それらをキャッチアップする時間を設けます。
その時間で、AWS アップデートについて調べて見る方法です。
タイミングはいつでもいいと思いますが、私は朝に見るようにしてます。
重要なのは「習慣化する」ことです。
見ているサイトは以下です。
(言語が日本語に飛ばされますが英語で見ることを推奨)
What’s New at AWS – Cloud Innovation & News
このサイトは、AWS アップデートをまとめてくれてます。
そのため、これを見るだけでその日どのようなアップデートがあったかが一目瞭然です。
また、面白いアップデートは、社内の Slack チャンネルに投げたりしてます。
アウトプットをすることにより記憶の定着や情報の粒度も細かくなります。
AWS イベントの参加する
AWS では定期的に様々なイベントを開催しているので、それに参加する方法です。
イベントにも様々な種類があるため、お好きなものに参加していただければ情報のキャッチアップに最適だと思います。
イベントのスケジュールは以下から確認できます。
ちなみに、私のオススメのイベントは以下です。
本イベントは、AWS の数あるアップデートの中から「すぐ使える、運用に役立つ、あったらいいなと思ってた、おもしろい、重要」なものをピックアップし、ちょっぴり Dive Deep してカジュアルな雰囲気でお伝えするイベントです。本セミナーはオンライン開催です。受講はもちろん無料です。
アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間
毎月開催され、毎回テーマが変わり新しい情報をキャッチアップできるため参加しています。
過去の実施記録の Blog もあるのでご覧ください。
【開催報告】アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間 第三十回 (5/25) | Amazon Web Services ブログ
好きなサービス/分野を作る
正直なところ、この「好きなサービス/分野を作る」ことが一番大事だと思います。
好きなサービスや興味のある分野だと、自ら好んで情報をキャッチアップすると思います。
そのため、数ある AWS サービスや分野の中で自分が好きになれるものを探して、少しずつキャッチアップをしていくのが良いのではないでしょうか。
私のオススメの「サービス/分野」は以下です。
- サービス
- EventBirdge → サーバーレスの文脈でよく登場する便利なサービス
- RDS → データベース分野の代表的なサービス
- 分野
- データベース → リレーショナルデータベースが一番好きです
私自身の好きなサービスや分野を見つけてからの成長率はかなり高いものになったと思っています。
そのため、まずは好きなサービス/分野を作ることをオススメします。
まとめ
年々、AWS のアップデート件数は増えてますが、これらの方法でキャッチアップしてみてはいかがでしょうか。
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Follow @twitter2021年新卒入社。インフラエンジニアです。RDBが三度の飯より好きです。 主にデータベースやAWSのサーバレスについて書く予定です。あと寒いのは苦手です。
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