私が TechBlog を書き続けるモチベーション

Column

2023.12.22

Topics

はじめに

この記事は NHN テコラス Advent Calender 2023 の 22 日目の記事です。

Advent Calender ということで、多くのメンバーが TechBlog を書いています。
私自身も今年多くの TechBlog を執筆しました。

他メンバーと比べ少し多く執筆したのかなと思い、本記事では私自身が TechBlog を書き続けるために考えているモチベーションを保つ方法について記述します。

TechBlog 投稿の実績

NHN テコラスの TechBlog の執筆活動を初めて、約二年が経とうとしています。
その期間で、私が投稿した件数は以下の通りです。

テコラス TechBlog に投稿した件数(2023 年 12 月 18 日 時点):36 件
Cold-Airflow | NHN テコラス Tech Blog | AWS、機械学習、IoT などの技術ブログ

今年の投稿件数でいうと「20 件」です。

なお、会社の TechBlog 以外にも個人で投稿してたりするのでそれを含めると、Blog 執筆歴はもう少し長いです。
他にも、TechBlog だけではなく社内専用の場所にもナレッジを投稿していたりします。

TechBlog を書くモチベーション

自分が積極的に TechBlog を書いてアウトプットする理由を以下の 2 つの理由にまとめました。

  1. 未来・過去の自分(他人)のため
  2. 突貫の知識を埋めるため

それぞれについて詳細を記述します。

未来・過去の自分(他人)のため

過去と未来の自分は他人という考えです。
記憶や考え方、持っている情報量という意味です。

過去自分が対応した内容でも、時間が経つと状況がわからなくなったりすることはよくあります。
その際に、「どう対応したのか」や「なぜそう考えたのか」を記録しておくことでこういった疑問は解消することができます。

この考えを意識し始めたのは、学生のときにプログラムを書いていたときです。
昨日書いたコードの続きがよくわからず、何を書かないといけなかったのか毎回考えてました。
プログラムコードでは、「なに」をしているかはコードを読めばわかりますが、「なぜ」そうしたのかはコードから読み取れないです。
それが、自分の書いたコードであってもです。
他人が書いたものならなおさらです。

その時、「記録」があればとても助かります。
その記録を見るのは自分かもしれないですし、他人かもしれないです。

TechBlog は、多数の人に向けて発信するものですが、私の書く記事のターゲットは未来の自分です。
なので、自分の記事を何度も見返したり参照したりしています。

よく見返す記事

Amazon RDS を使い始める際に見るべき 10 の設定 | NHN テコラス Tech Blog | AWS、機械学習、IoT などの技術ブログ
→RDS のドキュメントがまとまっているため、各必要な設定のドキュメントを参照する目的で使用

Amazon RDS for MySQL 5.7 の 2024 年 2 月 29 日 の標準サポート終了に向けて | NHN テコラス Tech Blog | AWS、機械学習、IoT などの技術ブログ
→ 顧客案内する際に、正確な情報を得るためのドキュメントを確認する目的で使用

よく TechBlog を書き始める人はターゲット層に迷うことがあると思います。
ターゲット層を誤れば記事の内容がぶれたり、意図が伝わらないことがあります。

その際に、ターゲットが自分であれば知りたい内容や分からない内容が明確になり、自分が欲しい情報だけをまとめることができます。

自分のために書く内容であれば書きやすいですし、自分のためなのでモチベーションも保ちやすいです。

突貫の知識を埋めるため

この考えは、業務の中で得た知識を TechBlog にアウトプットする場合を想定しています。

基本業務の中で得る知識は、順序立ててなくてバラツキがあります。
なぜなら、時間がなかったり、優先度が低いことが要因としてあると思います。

なので、根本的なことを理解できていなかったり、わからないことなんてザラにあります。
それを、あとからしっかりと理解する作業として TechBlog でアウトプットしています。

あとから得た知識で作成した記事

AWS CloudFormation StackSets を使ったマルチアカウントのスイッチロール実装 | NHN テコラス Tech Blog | AWS、機械学習、IoT などの技術ブログ
→ 用語や仕組みについて理解していたが、全体像や手順について曖昧な部分を明確化しまとめた記事

AWS CloudFormation の Fn::ForEach に Resources セクションでは使えない文字列を使うとエラーになる | NHN テコラス Tech Blog | AWS、機械学習、IoT などの技術ブログ
→CloudFormation のアップデートを使おうとしたが使えず断念したのであとから原因を調べてまとめた記事

業務で使った知識は、今後も使う可能性が高いことや知識としての優先度が高いです。
また、この方法では業務で発生したモチベーションを維持しつつアウトプットすることができるので、そのままの勢いで素早くアウトプットするようにしています。

まとめ

モチベーションを保つのは難しいですが、意識を変えたりやり方を変えるだけでも維持しやすくなります。
今後も様々な発信をしていきたいと思います。

Cold-Airflow

2021年新卒入社。インフラエンジニアです。RDBが三度の飯より好きです。 主にデータベースやAWSのサーバレスについて書く予定です。あと寒いのは苦手です。

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