ディレクション組織をマーケティング組織にシフトさせた話(前編)

ども、Webマーケティングチームのいきをです。
この記事は NHN テコラス Advent Calendar 2018 の21日目の記事です。
2017年の9月からWebマーケティングチーム(現在4名)のマネージャーになり、1年とちょっとがたったので振り返ってみようと思います。

Webマーケティングチームの組織的課題

私はもともとWebマーケティングチームには所属していましたが、業務は主にCloudGarageを扱う別部署のサイト制作・管理だったため、NHN テコラスのメインサービスであるAWSやフルマネージドホスティングのサービスには関わっていません。まずは現状の把握と組織の体制と方向制を決めることに着手しました。

といっても、私自身マーケティングではなくディレクションをメインでやっていたため、マーケティングもマネージメントもきちんとやるのは初めてで(今もできているかわからんけど)どうしていいかわからない状態でしたが……。

ディレクションしかしてない

チーム名はWebマーケティングチームとなっていましたが、蓋を開けてみると実際はWebディレクションがメインの業務でした。

Webサイトの情報が整理されておらず、全面的なリニューアルによるサービスの見せ方の整理などがちょうど終わったタイミングでマネージャーになったんですが、メンバーもマーケティングがやりたいのにディレクションに工数がとられている状況に不満を持っているようでした。

リスティング広告を利用したアウトバウンドマーケティングしかしてない

マーケティングと名のつくものはリスティング広告しかやっていませんでした。

過去にデータホテルの名称でイベント出展や媒体への広告出稿などのマーケティング活動はしていましたが、効果がないという結論に達したのか(推測)、その後マーケティングはWeb広告を打つだけになっていたようです。正直Webも目覚ましい効果がでていたとは言えないのですが、他の施策よりは効果が見えるから継続している状況だったのでしょう(推測)。

経営層がWeb以外のマーケティング活動の効果に不信感をもっている状態でのスタートです\(^o^)/

コンテンツを生み出す力がない

インバウンドマーケティングをやろうにも、そもそもオウンドメディアのようなコンテンツがないし、ホワイトペーパーもないし、あるのはサービスサイトだけ。
かろうじて、エンジニアの方々がコツコツ更新してくれているテックブログがありました。自発的に記事を書いてくれるエンジニアの人は神です。いつもありがとうございます!!!

顧客データベースがない

お問い合わせなどで得たCVデータの管理は行っていましたが、イベント出展などもしばらくしていなかったので見込み顧客のリストがほぼない状態でした。
名刺管理ツールもあったけれども使われていなかったため、顧客の名刺情報は営業の机に眠ったままです。

典型的なマーケティングやっていない会社のお手本のような状況ですね。振り返ってみるとイチから自分たちのチームで新しく始めることができてやりがいは非常にありました。もちろん、大変ですが(現在進行系)

BtoBマーケティングを行うための下地作り(工数の確保)

ディレクションの負荷を軽減する

まずマーケティング施策を行うため、工数に空きを作る必要があります。今は担当サービスに応じて、マーケティング施策とディレクション両方をやる体制になっています。そのため、ディレクションにいかに工数をとられないようにするかが大事なポイントです。

  • アシスタントディクターを採用
    細かい確認や制作チームとのやりとりはアシスタントディレクターに任せ、ディレクターは企画と最終チェックの部分をメインで行うように作業を分担しました。

  • マニュアル化する
    Web制作のフローはごりごり開発しない限りは変化が少ないので、仕様書のテンプレート化、チェックポイントややり取りのフローをマニュアル化しました。制作に限らずですが、チーム内では施策実施後に振り返りレポートと他の人が担当しても作業ができるようマニュアル化を徹底しています。

  • ツールを入れる
    作業工数を減らすため、ツールも入れました。ツールの使い方もマニュアル化しているので、人によってやり方にばらつきが出づらく、判断に迷うことがないようにしています。
    aun
    仕様書に戻しを書く工数や確認の工数が軽減できました。
    Asana + Instagantt
    制作に限らず、チーム内で行う施策のスケジュール管理と可視化に使っています。

広告運用のアウトソース

リスティング広告については専任の担当がいましたが、予算調整、広告の入稿、キーワードの最適化などアウトソースできる作業に工数を取られがちでした。広告は戦略的な部分に注力したかったため、作業部分はアウトソースを決めました。広告の運用工数を削減できたぶん、インバウンドのマーケテイングの施策に時間がさけるようになりました。

ここからが本題、BtoBマーケティングを実践する

マーケティングを行っていくための下地づくり、マーケティング施策を行うための工数を確保することはだいたいできました。
さて、ここから本題のBtoBマーケティングの実践編ですが、熱くなって書いていたら結構な字数になっていたため、前後編にわけようと思います。
次回をお楽しみに!

ディレクション組織をマーケティング組織にシフトさせた話(後編)

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