Google Cloud 注目アップデート/ブログ(2024/08/26~2024/08/30)

Google Cloud

2024.9.3

Topics

2024/08/26~2024/08/30の Google Cloud の注目アップデート/ブログをご紹介します。
本記事のアップデート情報/ブログはGoogle Cloud リリースノートGoogle Cloud Blogを参照しております。

AI and Machine learning

Vertex AI

  • 基盤モデルを評価する機能が一般提供されました。
    Generative AI evaluation service overview
  • 制御された生成のために、レスポンススキーマで定義された enum 値をプレーンテキストでモデルに応答させることができるようになりました。
    Control generated output

Vertex AI Agent Builder

  • Vertex AI Agent Builder で新たなスキーマ検出機能が一般提供されました。
    • 構造化データのスキーマ自動検出をオフにする機能が一般提供されました。デフォルトでは、データのインポート時にプロパティフィールドが検出されると、スキーマの自動検出によって新しいプロパティがスキーマに動的に追加されます。構造化データのスキーマ自動検出をオフにすることで、スキーマに既に含まれているフィールドに対応するデータのみがインポートされます。定義したスキーマの一部ではなく、構造化データストアに不要な余分なデータをインポートしないように選択できるため、それほど整形されていないデータに対して活用することが推奨されています。
      Provide or auto-detect a schema
    • 構造化データの日時と位置情報の検出が一般提供されました。デフォルトでは、構造化データがインポートされると、datetimegeolocation フォーマットで検出されたフィールドは、スキーマ内でそれらのタイプが割り当てられます。 datetimegeolocation の検出をオフにして、スキーマ内で datetimeフィールドを string タイプに、geolocation フィールドを object タイプに設定することも可能です。
      Provide or auto-detect a schema

Security

Security Command Center

  • 動的ミュートルールが一般公開されました。これにより、将来の検出結果と既存の検出結果を指定した日付まで一時的にミュートしたり、検出結果が構成と一致しなくなるまで無期限にミュートできます。これらのルールは、将来の検出結果のみを無期限にミュートする元の静的ミュートルールの代替として追加されています。ミュートルール設定では、動的ミュートルールのみを使用することが推奨されています。
    Migrate from static to dynamic mute rules

Compute

Compute Engine

  • 分散配置ポリシーの作成と適用が一般提供されました。Compute Engine に分散配置ポリシーを適用する場合、Compute Engine を配置する可用性ドメインを指定できます。可用性ドメインを指定すると、Compute Engine を物理的に配置する方法を決定できます。これにより、Compute Engine を異なるドメインに配置することでワークロードの信頼性を高めることや Compute Engine を同じドメインに配置することで Compute Engine 間のネットワークレイテンシ を削減することができます。
    Create and apply spread placement policies to VMs

Serverless

Cloud Run

Analytics

BigQuery

  • Delta Lake BigLake テーブルが一般提供されました。Delta Lake は、ペタバイト規模のデータテーブルをサポートするオープンソースの表形式のデータストレージ形式です。
    Create Delta Lake BigLake tables
  • BigQuery データ転送サービスでは、Teradata Data Warehouse から BigQuery にデータを移行する際の増分転送がサポートされるようになりました。
    Teradata to BigQuery migration: Overview
  • GROUP BY 句と SELECT DISTINCT 句を ARRAY と STRUCT データ型で使用できるようになりました。
  • フェデレーションクエリを使用して AlloyDB のデータをクエリできるようになりました。
    AlloyDB federated queries
  • Gemini のサポート機能が一般提供されました。
    • Data insights
    • Data canvas
    • SQL および Python コード支援機能:
      • SQL生成ツールを使用する
      • SQLクエリを生成するよう促す
      • SQLクエリを説明する
      • Pythonコードを生成する
    • パーティショニングとクラスタリングに関する推奨事項
      Gemini in BigQuery overview
  • SEARCH 機能のフレーズサポートが一般的に利用可能になりました。
    Search functions
  • Vertex AI の Anthropic Claude モデルに基づいて BigQuery ML でリモートモデルを作成できるようになりました。 これらのリモートモデルで ML.GENERATE_TEXT 関数を使用すると、BigQuery のテーブルに格納されたテキストに対して自然言語の生成タスクを実行できます。
    The CREATE MODEL statement for remote models over LLMs
  • EXPORT DATA ステートメントを使用して、BigQuery データを Bigtable に直接エクスポート(リバースETL)できるようになりました。
    Export data to Bigtable (reverse ETL)

Dataplex

  • データインサイトの一般提供が開始されました。データインサイトは、Gemini を使用してテーブルのメタデータに基づいてクエリを生成し、パターンを発見し、データ品質を評価し、統計分析を実行することができます。
    Access data insights in Dataplex

Migration

Cloud Database Migration Service

  • Cloud SQL for SQL Server への同種移行用の Database Migration Service で、差分バックアップ ファイルがサポートされるようになりました。
    Supported types of backup files

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Shun

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