Claude Platform on AWS を Claude Code から SSO 認証で使ってみた

AWS

2026.5.13

Topics

はじめに

先日、Claude Platform on AWS が一般提供(GA)になりました。
AWS 上の Claude Platform が一般提供開始されました – AWS

Anthropic が管理するインフラストラクチャを介して、AWS から Claude のプラットフォームの全機能にアクセスできます。

AWS 上の Claude Platform では、メッセージ API、エージェント スキル、コード実行、ベータ版機能など、Anthropic プラットフォームのすべての機能を AWS アカウントを通じて利用できます。推論スタックを AWS が運用する Amazon Bedrock とは異なり、Anthropic は AWS 上で Claude Platform を運用します。AWS は、認証レイヤー (SigV4 または API キー)、IAM ベースのアクセス制御、および AWS Marketplace を通じた課金統合を提供します。

AWS 上の Claude Platform とは? – AWS 上の Claude Platform

これまで Claude を AWS 経由で使う場合は Amazon Bedrock 一択でしたが、Claude Platform on AWS により、Anthropic ネイティブのプラットフォーム機能を AWS アカウント経由で利用できるようになりました。

今回は、 SSO 経由の認証で Claude Code から Claude Platform on AWS を呼び出すまでをやってみます。

Claude Platform on AWS のセットアップ

AWS マーケットプレイスからの有効化

まず、AWS コンソールで「Claude Platform on AWS」を検索してサービスを見つけます。

開始方法を選択して、プラットフォームを有効化します。

AWS コンソールの Claude Platform on AWS ページ

セットアップには少しかかります。

Claude Platform on AWS のセットアップ進行中

なお、アクティベーション完了時には AWS アカウントのルートメールアドレスに確認メールが届きます。

Claude Console のセットアップ

アクティベーションが進むと、組織オーナーのメールアドレスを入力する画面に遷移します。

組織オーナーのメールアドレス入力画面

入力すると「ありがとうございます」の画面に切り替わります。

メールアドレス送信完了画面

しばらくすると招待メールが届きます。

Claude Console からの組織セットアップ招待メール

メール内のリンクから Claude Console に飛び、組織名や用途などの情報を入力します。

Claude Console の組織情報設定フォーム

これで Claude Console 側のセットアップは完了です。

ワークスペースの作成

セットアップ後、AWS コンソールの画面に戻り、ワークスペースを作成します。

AWS コンソールのワークスペース一覧(1つのみ表示)

AWS コンソール側から作成できるワークスペースは 1 つだけですが、Claude Console 側からであれば複数作成できるようです。

Claude Console のワークスペース一覧(複数作成可)

Claude Console を覗いてみる

AWS 認証でのログイン

Claude Console へのログインは AWS 認証経由で行います。
役割として「デベロッパー(閲覧専用)」または「管理者(フルアクセス)」を選択してサインインします。

Claude Console へのアクセス画面(役割選択)

ログインすると、 Claude Console の画面が表示されます。

Claude Console のホーム画面

マネージドエージェントも利用可能で、テンプレートから Agent を作成できます。

マネージドエージェントのテンプレート一覧

API キーの払い出し

Claude Platform の AWS コンソール画面から API キーの払い出しも可能です。
短期キー(12 時間有効)と長期キー(最大 365 日)があります。

API キー管理画面(短期キーと長期キー)

長期キーは、最大 2 つまで作成できます。

長期 API キーの生成ダイアログ(最大2つまで)

作成直後にコピーしておかないと、その後は表示されなくなる点に注意が必要です。

長期 API キーの表示画面(閉じると再表示不可)

今回は SSO 経由で認証するため、API キーは使用しません。

Claude Code の設定

Claude Code から Claude Platform on AWS を利用するための設定は、公式ドキュメントに記載されています。

Claude Code on Claude Platform on AWS – Claude Code Docs

settings.json を以下のように設定します。

{
  "env": {
    "AWS_REGION": "us-east-1",
    "CLAUDE_CODE_USE_ANTHROPIC_AWS": "1",
    "ANTHROPIC_AWS_WORKSPACE_ID": "[ワークスペース ID]",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "claude-opus-4-7",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL": "claude-sonnet-4-6",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "claude-haiku-4-5"
  },
  "awsAuthRefresh": "aws sso login --profile [任意のプロファイル]",
  "model": "sonnet"
}

ポイントになる環境変数は以下の 2 つです。

環境変数 説明
CLAUDE_CODE_USE_ANTHROPIC_AWS 1 を設定することで Claude Platform on AWS を使用します
ANTHROPIC_AWS_WORKSPACE_ID Claude Platform on AWS のワークスペース ID。すべてのリクエストで anthropic-workspace-id ヘッダーとして送信されます

awsAuthRefresh に SSO ログインコマンドを設定しておくと、トークン期限切れ時に自動でログインを促してくれます。

環境変数 – Claude Code Docs

設定後に Claude Code を起動すると、無事に Claude Platform on AWS 経由で呼び出せました。

Claude Code から Claude Platform on AWS 経由での呼び出し成功

Claude Console のダッシュボード

Claude Console のダッシュボードでは、トークン使用量やコストを確認できます。

Claude Console の使用状況ダッシュボード

複数ユーザーで試してみたのですが、SSO 経由だと IAM ロールのプリンシパルになるため、ユーザーごとの使用量を分けて見ることはできませんでした。

Claude Console のコスト画面(モデル別の CCU と費用)

まとめ

Claude Platform on AWS の有効化から Claude Code での呼び出しまでを試してみました。

設定自体は settings.json に数行追加するだけで、既存の AWS SSO 環境があればスムーズに使い始めることができます。
Anthropic ネイティブの機能(マネージドエージェントなど)を AWS アカウントで管理できるのは、すでに AWS を中心に運用しているチームにとって選択肢が増えた印象です。

参考資料

Cold-Airflow

2021年新卒入社。インフラエンジニアです。RDBが三度の飯より好きです。 主にデータベースやAWSのサーバレスについて書く予定です。あと寒いのは苦手です。

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