円安は気にするべきか?AWSのコストを為替の推移から考察してみる
2015.7.2
ところで、円安続いてますね。ヨーロッパ方面とか中米方面が何やら大変そうですが、円安のトレンドは変わらないだろうとか言われてたりします。実際、ユーザーからは「125円とかホント勘弁して欲しい」「130円超えなんてそもそも想定してない」とか聞きくようになってきました。
「このままAWS使って大丈夫なのか?とお偉いさんから言われる」「 せっかくAWS値下げしてるのに円安じゃ意味ないぞ!!」 とか 、、、はい。気持ちはわかりますがそういうものですので仕方ありません。
その半面、先日AWS値下げのニュースがありました。ユーザーも定期的に値下げしてくれるものと期待してますし、その期待にしっかりと答えてくれるAWSはさすがです。日本企業にとってはAWSの値下げの期待が為替の変動を許容しているとも言えそうです。ただ、予算取る方たちは色々大変だろうと思うわけです。
そこで、AWSを利用する際に「為替の変動は気にするべきなのか?」という観点で、過去1年半くらいさかのぼってAWSのコスト(今回はEC2※1)を支払い額の推移として見てみたいと思います。
※1 EC2にしたのは、一般的によく利用されるシステムではAWSのコストの大半はEC2のコストになる事が多いためです。
日本円で請求書払いできる!お得な「AWSの請求代行リセールサービス」
AWS利用料が 7% 割引き、さらに手数料・AWS技術サポート・クラウド保険が無料で付帯
【AWS発表】42回目の値下げ!EC2、S3、RDS、ElastiCache、そしてElastic MapReduceも!
EC2 pricing
※2 為替は対象月の1日時点
と言う事で、上記の記事にもあるようにインスタンスタイプによって値下げ幅は異なってましたが、今のところは円安のリスクよりも将来の更なる値下げへの期待感の方が勝っていると言えるのではないでしょうか。EC2以外のサービスでも定期的に値下げされますし。もちろんAWSを使うのはコストだけの話ではないですけどね。
と、この記事書いてたらまた新たなリリースが!!!
New – AWS Budgets and Forecasts
新機能 – 予算 と 予測
なんですかねこれ。なんだか良さそうなので調べてみようと思います。
なお、AWSの利用料を 7% 割引で利用できる AWS請求代行リセールサービスもあります。サービスを利用するとAWSの技術サポートも無料になります。為替の変動からAWS利用料が増えて困っている企業で「AWSのコストを手軽に削減したい!」方にオススメです。
テックブログ新着情報のほか、AWSやGoogle Cloudに関するお役立ち情報を配信中!
Follow @twitterRecommends
こちらもおすすめ
-
Amazon RDS Performance Insights を有料利用枠にすると熱い
2023.12.31
Special Topics
注目記事はこちら
データ分析入門
これから始めるBigQuery基礎知識
2024.02.28
AWSの料金が 10 %割引になる!
『AWSの請求代行リセールサービス』
2024.07.16