クラウドのコスト削減、どうする?株式会社DELTAとの共催セミナー
ども、マーケティングチームの壱岐尾です。
2022年12月7日にテコラスパートナープログラムに参画されている株式会社DELTA様と共催セミナー
「予算、人材、ノウハウが足りない!アプリケーション改修とクラウド最適化でコストを削減する勘所」
を開催させていただきましたのでレポートします。
本セミナーは、
「アプリケーションやクラウドのコストを削減したい」
「人やノウハウが足りていないため、コストを最適化する方法がわからない」
といったアプリケーションやクラウドにおけるコストや業務負担に関するお悩みを解決するセミナーです。
当日はオンライン開催でしたが、多くのお客さまにご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
参加できなかった方のために、本記事ではセッション内容をかいつまんでご紹介します。
事業成長を止めずにTCOを最適化するアプリケーション・アーキテクチャ
株式会社DELTA 代表の丹様からは、クラウドコストや運用コストなどTCOの観点から、アプリケーションやそのアーキテクチャをどのようにアジャストしていくことができるかについて、具体例を交えてお話しいただきました。
クラウドの最適化の推進のためには、単にインフラ・クラウドの知見だけではなく、自社のアプリケーションの特性や構造を理解する必要があります。
時にはアーキテクチャやソースコードを修正していくなど総合的な知見が必要になってくるケースも。
実際の削減額内からフィーをいただく成果報酬型のクラウドコスト削減サービスCTO Boosterを展開する同社ではインフラだけでなく、アプリケーションまで踏み込んで支援しているため、本セッションではその豊富な知見をご紹介いただいています。
管理コスト(人件費)、管理に工数が割かれることで生じる機会損失を減らすため、インフラの余剰、アプリケーションの占有率、データ通信料の3要素をCTO Boosterではアセスメントされるそうです。
理想のコスト構造として、「使った分だけ支払う」「少なく使う」ために
* オンデマンドな料金体系
* 十分にチューニングされたアプリケーション
* コスト最適な通信経路
の観点からクラウドで対応できるところとアプリケーション側で対応すべきことをご紹介いただきました。
DELTA様からプレスリリースもだされていますが、コスト最適化によるDX推進についてはNHN テコラスと一緒に取り組みをいただおり、無料の診断・改善・保守運用をワンストップで行うサービスを共同開発しています。
無料でクラウドコストの削減余地を診断し、レポートをプレゼントしているので、ご興味ある方はぜひお問い合わせください.
クラウドでのコストの最適化、AWSでやるべき3つのポイント
NHN テコラスからはマーケティング本部 第二営業チーム マネージャー 真里谷がAWSでのコスト削減の具体例として、
・不要なリソースを停止する
・Reserved Instance(RI)やSavings Plans(SP) などの購買手法を工夫する
・C-Chorus を活用する
の3点を紹介させていただきました。
不要なリソースの停止はAWSの公式ブログでも言及されている基本的な部分ではありますが、手が回らず意外とできていないというご相談もよくいただきます。
またRIやSPの購買も、仕組みがよくわからない、最適な購買方法がわからないなど、コストの削減に取り組むためにはある程度AWSのサービスに対する理解やノウハウが必要です。
簡単に最適化を実現する方法として、長期的なコスト削減を行うための一時的(あるいは部分的)なアウトソースや、契約変更だけで簡単に利用料が割引になるリセールサービスの利用をおすすめしています。
ちなみにNHN テコラスでは、AWS への移行や、すでにAWS で運用している環境を見直しで平均30%~50%もコスト削減している実積があります。
DELTA様との共同開発したメニューによりアプリケーション側の最適化も実現できるようになりましたので、お客さまによりよい提案をしていきます。
AWS をはじめとするクラウド支援制度で企業のビジネスを促進
最後にNHN テコラス マーケティング本部 営業企画チームの平賀からは、DELTA様も参画されているテコラスパートナープログラムについて簡単に紹介させていただきました。
2022年 3 月の制度開始以来 60社様とビジネス連携を開始しており、多くのパートナー様と連携してお客さまの課題解決に尽力しています。
パートナー様との実際のお取り組みについても具体例を紹介させていただきました。
エンドユーザー様へのインフラやクラウド提案でお困りの企業様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
質疑応答
セッション後の質疑応答では各社のサービスに興味をもっていただいたお客さまからご質問がありました。
当日のQAを簡単に紹介します。
Q:DELTAの事業モデルに興味を持っています。コスト削減施策について教えてください。
A:CTO boosterはお客さまのアプリケーションにまで踏み込んでボトルネックとなるところを解消し、ビジネス成長に貢献するサービスです。実際の削減額内からフィーをいただく成果報酬型ですので、調査や検証にフィーは頂きません。
カートシステムのマルチテナント化で月300万円を削減した事例もあります。
まずは削減可能額の無料診断からご相談ください。
CTO boosterサービス資料
Q:NHN テコラスのリセールサービスを導入するにあたり、サービスがとまることはありますか?サービスを利用するにあたり、リスクなどあれば教えてください。
A:リセールサービスは契約の変更のみとなるためサービスが停止することはありません。
請求やサポートの画面など、一部利用できなくなるサービスがありますが代替として弊社でそれを補う管理画面をご用意しています。
AWSの請求代行 リセールサービス詳細
Q:AWSをすでに契約していますが、NHN テコラスのリセールサービスへ契約を切り替えるのにどのくらい時間がかかりますか。
A:概ね2週間程度となります。契約の移管手続きのため、お客さま、AWS、NHN テコラスの3社間で譲渡合意書への署名が必要となり、その確認や署名にお時間をいただく形です。
セミナーのレポートは以上となりますが、NHN テコラスでは今後もパートナー様との連携強化とお客さまへのお役立ち情報の提供を行うため、セミナーを開催して参ります。
気になるテーマのセミナーがありましたら、ぜひお気軽にご参加ください!
セミナー一覧
テックブログ新着情報のほか、AWSやGoogle Cloudに関するお役立ち情報を配信中!
Follow @twitterども、マーケティングチームのマネージャーです。 主にイベント系の記事やマーケティングについて書いています。たまにAWS系のイベントに出没します。
Recommends
こちらもおすすめ
-
【展示会】Interop Tokyo 2023に出展しました
2023.6.23
-
ガチなIaaSでマイグレーション
2015.12.7
-
【イベントレポート】EvaCamp2018 エバンジェリスト達の熱いプロダクト愛!
2018.11.14
Special Topics
注目記事はこちら
データ分析入門
これから始めるBigQuery基礎知識
2024.02.28
AWSの料金が 10 %割引になる!
『AWSの請求代行リセールサービス』
2024.07.16