FIT2018 第17回情報科学技術フォーラム参加報告(1)FIT2018概要編
こんにちは、データサイエンスチームのtsです。
NHNテコラス株式会社では、ライトニングトークやテックブログの活動だけではなく、アカデミックな学会での講演や参加活動もしております。
今回、FIT2018 第17回情報科学技術フォーラムに参加してきたので、簡単に報告します。
情報科学技術フォーラムは、第1回から参加してきたこともあり,個人的に思い入れのある会議です。
当時、ドクターコースの学生だったのですが、研究分野が同じで違う研究室の某教授が「信学会と情処で一緒に全国大会みたいのやってみようか」とか言い出したのがきっかけだったと記憶しています。信学会とは電子情報通信学会のことで、情処とは情報処理学会のことです。どちらも日本国内では大きな学会で、電子情報通信学会(IEICE)と情報処理学会(IPSJ)の研究会は、研究分野が完全に重なっていましたので、当然の発想でした。
結果、IEICEとIPSJが独立し、年に2回実施していた全国大会の片方がFITとなりました。その経緯は以下に述べられております。
閑話休題
今回は第17回ということで、素数大好きな研究者としては楽しみにしてました。私自身の講演発表日も19日ということで素数でしたので、初日から参加して来ました。
今回は、ウケを狙ったのか偶然なのかは聞いていないのですが、会場がFITでした。
福岡工業大学–すなわち、Fukuoka Institute of Techonology — FITでした。
さて、FIT2018ですが、いくつかプログラムに特徴があります。まず、イベント発表が2種類あり、参加者限定のものと一般の方も無料で参加できるものがありました。また、参加者(関係学会所属者)用の講演発表も3種類ありました。
無料参加イベント:
- Transforming Massive Text Data into Structured Knowledge: A Data-Driven Approach:-テキストビッグデータから知識を体系的に創出する-
- 人間を中心としたパターン認識・メディア理解の技術
- 福岡工業大学オープンラボ
通常、研究会登録が必要ですが、特別にFIT参加者無料参加可能だったもの:
関係学会所属者向け講演プログラム:
- 選奨論文(船井ベストペーパー賞の対象と成り得る研究の報告)
- 一般論文(新規性及び有用性があり、学術的に価値がある最近の研究成果の報告)
- 既発表論文紹介(国際会議等で発表した内容の報告)
私自身は、選奨論文のセッションで講演して参りました。イベント講演は大きな会場が使われますが、それ以外の講演はセッションの数が多いこともあり、大学の講義室で授業のような感じで行われます。
イベント講演の会場はこんな感じです。
その他、企業や大学、公的機関がブースを出していたり、企業がランチセッションをやっていたりと、内容が盛りだくさん過ぎるイベントです。
取り敢えずイベントの概要について紹介しました。
次は内容について報告できればと思います。
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Follow @twitter大学で民俗学や宗教についてのフィールドワークを楽しんでいたのですが,うっかり新設された結び目理論と幾何学を勉強する研究室に移ってしまい,さらに大学院では一般相対性理論を研究するという迷走した人生を歩んでいます.プログラミングが苦手で勉強中です.
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