【イベントレポート】EvaCamp2018 エバンジェリスト達の熱いプロダクト愛!
こんにちは。Webマーケティングチームの山中です。
先日、EvaCamp2018に参加したので、レポートをお届けします。
EvaCamp2018とは?
EvaCampはサイボウズ株式会社が主催する、エバンジェリストの方々にエバンジェリストを務める上でのエピソードが聞けるイベントです。
公式ではこのように説明されています。
今年の「EvaCamp(エバンジェリストが主役の会)」は、著名で熱量の高いエバンジェリスト(伝道師)をサイボウズにお招きして、楽しいことや苦労したエピソード、モチベーションの保ち方、そしてなぜエバンジェリストをやっているのかなどをお話しいただきたいと思います。
引用:EvaCamp2018
オフィスがかわいいと噂のサイボウズさんにお邪魔できて、とてもテンションが上がりました!
https://twitter.com/techorus_inc/status/1059741028360499201
ChatWorkエバンジェリスト
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所・代表弁護士でChatWorkエバンジェリストの藤井総さん。
藤井さんはChatWorkに魅了されて、弁護士業務でのコミュニケーションはほぼChatWorkを使用しているそうです。業界的にチャットツールがまだ普及していないため、業務でChatWorkを使うことで批判されることも多いそうです。しかし、「叩かれるのは認知されている証拠!」と前向きに捉えている所にもまっすぐなChatWork愛を感じました!
さらに「エバンジェリストはプロダクトのファン。ChatWorkは推しメンだから、活動費はファンとしての課金です!」とおっしゃっていた部分にはとても納得しました。
https://twitter.com/techorus_inc/status/1059743351790985216
テクニカルエバンジェリスト
モチヤ株式会社代表取締役の阿部正幸さんは、これまでのエバンジェリストの活動から得たことや成果を出すコツをテーマにお話しされました。
阿部さんはマーケティングの基本戦略は「ファン作り」で、ファンが増えれば増えるほどファンからファンへの同調効果が期待できるとおっしゃっていました。実際にブログではファン作りを基本として、企業が発信したい情報ばかりではなくユーザーが欲しがる情報を多く発信することで、PV数やCV数の向上が見られたそうです。
何を言うかよりも「誰が」言ったかが需要なネットの世界では、その「誰」になることが成果を出す秘訣という点はとても勉強になりました!
モチヤ株式会社の阿部さんのお話はじまりました!#evacamp pic.twitter.com/UGvev0zQBI
— NHN テコラス株式会社 (@techorus_inc) November 6, 2018
データアカデミー エバンジェリスト
一般社団法人シビックテック・ラボの市川博之さんは自治体職員向けのデータ活用研修「データアカデミー」のエバンジェリストとして、50以上の自治体へ研修を行っているそうです。自治体への研修を行う中での気づきをお話してくださいました。
データ活用、データ分析、、、と色々あるが、分析だけしてもだめで、「課題」があってはじめて分析や活用が意味をなすとおっしゃっていました。自治体でも課題設定をできないところは結構あって、これは企業や自分にも当てはまることだなと感じました。
https://twitter.com/techorus_inc/status/1059753467323998208
ユーチューバー・Excel伝道師
Youseful株式会社 代表取締役の長内孝平さんはユーチューバー・Excel伝道師としての経験をお話ししてくださいました。
長内さんは大学時代からエクセルの使い方を解説する動画をYouTubeにアップし、社会人になっても商社マンをしながらYouTuberを続けていたそうです。今まで続けているのは「人の役に立ちたい」という思いがあるからとおっしゃっていて、長内さんの人柄の良さが感じられました。YouTubeは「巨大な動画版図書館」で今後は教育系コンテンツが伸びていくとのことで、ますますYouTubeの進化が楽しみだなと思いました!
エクセルYouTuberの長内さんのお話はじまりました!✨
#evacamp pic.twitter.com/0QZh3EvRBI— NHN テコラス株式会社 (@techorus_inc) November 6, 2018
スマートスピーカーエバンジェリスト
先日当社が主催したテックナイトにも登壇していただいた、株式会社SmartHacksの山本武尊さん(スマモトさん)はスマートスピーカーエバンジェリストとしてお話ししてくださいました。
山本さんはAmazon Echoとの出会いから音声サービスの魅力にハマり、オフ会でスマートスピーカー好きの方と少人数で集まり始めたそうです。回を重ねるごとに人数は増えていき、今では150名超のVUILTを開催しています。そんな山本さんが「イベントをやりたいけど運営がとても大変。。でもオフ会とLT大会だったら好きな人、話したい人が勝手に集まるからとてもおすすめ!」とおっしゃっていたのはとても参考になりました!
大トリは #テックナイト にも登壇してくださった、スマモトさん(山本さん)です!
#evacamp pic.twitter.com/5hPObfUsEu— NHN テコラス株式会社 (@techorus_inc) November 6, 2018
パネルディスカッション
5名のセッションの後はパネルディスカッションとして、エバンジェリストのみなさんへ深いお話を聞くことができました!
こんな質問がありました。
- エバンジェリスト活動を続けられる理由
- 若いサービスや認知度の低いサービスの利用者を増やすための効果的な施策は?
- エバンジェリストの活動をどう評価していますか?
- プロダクトが好きですか?
「エバンジェリストの活動をどう評価していますか?」という質問に対し、阿部さんが、エバンジェリストはファンを増やすことが目的なので、あまり評価しないで欲しい。数字にこだわりすぎるとつまらないことしかできなくなる。とおっしゃっていたことが印象的でした。BtoBのプロダクトは特に、本当に必要になった時に思い出してもらうためにエバンジェリストをやっているという考え方は、BtoBサービスを扱う身としてとても参考になると感じました。
パネルディスカッションはじまりました!登壇者5名はひな壇へ!
#evacamp pic.twitter.com/8JFnZB1hBt— NHN テコラス株式会社 (@techorus_inc) November 6, 2018
最後に
私はエバンジェリストというものをほとんど知らない状態で参加をしたのですが、今回5名のエバンジェリストのお話を聞いて、それぞれにエバンジェリストとしての考え方や活動が違うことに驚きました。エバンジェリストに決まった型はないけれど、プロダクトを多くの方に広めているという点ではみなさん共通していて、それもまた面白いなと感じました。
当日の様子は、Twitterハッシュタグ:#evacamp または、TogetterのEvaCamp2018まとめがわかりやすいと思います。
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