「AWS AI Week for Developers」へ参加してみました!

AWS

2023.10.23

Topics

 

1.はじめに

2023年10月17日~19日にオンラインで開催された「AWS AI Week For Developers」へ参加してきました!

ChatGPTをはじめ、Amazon BedrockやGoogle CloudのDuet AI など様々な生成系AIのサービスが発表されており、非常に興味を持っていた分野のため、参加しました!
参考:https://pages.awscloud.com/AIW4Dev.html?trk=a7715615-fe63-479c-813c-be6b57e348cb

※本記事は、詳細なセッションの内容をご紹介するものではございません。

2.セッション概要

開発者の皆さま、今、大きなモメンタムとなっている「生成系 AI」とどう向き合っていますか?開発効率を上げたり趣味に活用したりと、すでに生成系 AI を活用している方も多いことでしょう。

AWS AI Week for Developers では、生成系 AI を中心とした AI 技術の基礎から最新情報、そして開発者視点の活用方法 / 適用事例、ハンズオンなどを通じて、開発者の皆様と AWS がライブセッションを通じて交流できるプログラムをご提供します。

「まだ生成系 AI について十分な知識がない」とお考えの方から、すでに知識をお持ちの方まで、スキルレベルに合わせたセッションをご用意しており、どなたにもお楽しみいただけるコンテンツとなっております。この機会に生成系 AI に関する知識の充実とアップデートを実現しましょう!

引用:AWS AI Week For Developers

3.セッション

2023年10月17日~19日の3日間で合計12セッション開催されています!
私が特に気になったセッションについて、簡単にご紹介させていただきます!

生成系AIのユースケースとAWSサービスの活用例

スピーカー:長谷川 大 様(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 エンタープライズ技術本部 ソリューションアーキテクト)

本セッションは、10/17 15:55~16:30にて開催されたセッションです!
内容としては、生成系AIの具体的なユースケースについて紹介を行っております!
参考:https://www.youtube.com/live/M_Yg8WjtiFU?feature=shared&t=3324
※本セッションはYouTubeにて、アーカイブされているため、気になった方は見てみてください!

4.気になった内容

様々な業界・業種が生成系AIを用いて、生産性を向上といったニュースを見る中で、「自分の業務に新たに生成系AIを取り入れることができないかなぁ。」といった視点でセッションを見ていました!セッション内では、いくつかのユースケースが紹介されていたのですが、その中でも業務に組み込めそうなものがあったので、そのユースケースを簡単にご紹介します!

◆コード生成
コード生成のユースケースでは、普段のコードを書く場面において、どのように支援をしてくれるのかが紹介されています。
コード生成の支援は、AWSが提供しているAmazon CodeWhispererが担ってくれます。開発者が生成したい内容を送ることでリアルタイムでコードが生成されます。また、提案されたコードの脆弱性チェックやどのオープンソースから提案がされているのかなどの情報も提示してくれます。

ChatGPTにコードのサンプルを作成してもらうことはよくあるのですが、サンプルコードの脆弱性やどの情報ソースから出ているのかなどは提示してくれないので、非常に便利なサービスだと思いました!

■Amazon CodeWhisperer

CodeWhisperer は数十億行のコードでトレーニングされており、コメントや既存のコードに基づいて、スニペットから完全な関数まで、さまざまなコードの提案をリアルタイムで生成できます。時間のかかるコーディングタスクを回避し、使い慣れていない API でも構築が加速できるようにしましょう。

引用:Amazon CodeWhisperer

Amazon CodeWhispererについては、本セッションの次に開催されます「Amazon CodeWhisperer で始める生成系 AI」にて、詳細に紹介されております。気になる方は、以下のセッションも併せてご覧ください。
参考:https://www.youtube.com/live/M_Yg8WjtiFU?feature=shared&t=6020

 

◆会話型検索
会話型検索では、社内のナレッジをどのようにAIを活用して、効率に探すかといった内容が紹介されていました。会話型検索では、探したい情報を企業データソースから人と会話をするようなイメージで検索をします。また、そのデータソースも併せて提示してくれるため、情報が足りなければ詳細情報へすぐにアクセスすることができました。

従来は、チャットボットなどがそれを実現してましたが、予め決められたフローや登録されている内容を返すだけで求めている回答になかなか辿り着けません。生成系AIを使用することで、都度聞いた内容に合わせた回答が返ってくることや聞いた内容に紐づく周辺情報も提供され、より早く確実に知りたい情報を見つけることができます。

前述したAmazon CodeWhispererもそうですが、情報ソースも併せて提供してくれることで、提案してくれた内容が正しいのかの確認ができる点や追加情報へすぐにアクセスできる点がかなり便利だと感じました!

会話型検索のソリューションでは、AWSが提供するAmazon Kendraと生成系AIの組み合わせで会話型検索を実現していました。

■Amazon Kendra

Amazon Kendra は、組み込みコネクタを使用してさまざまなコンテンツリポジトリを検索できるようにするインテリジェントなエンタープライズ検索サービスです

引用:Amazon Kendra

5.まとめ

今回の記事では、「AWS AI Week For Developers」の感想やAWSのAIサービスの紹介を行いました!セッションで特に印象に残っている言葉は、「生成系AIと何かを組み合わせることで新たな価値を生む」といった内容です!私は普段の業務で生成系AIをよく活用をしているのですが、AIサービスと生成系AIを組み合わせて使うことはなかったので、非常に良い視点を与えてくれるセッションでした!

今後は、「生成系AI×何か」を見つけて記事に出来たらいいなぁって思っています!

Shun

好きな言葉は生ビール199円です。日本ビール協会認定1冠、AWS12冠、Google Cloud11冠

Recommends

こちらもおすすめ

Special Topics

注目記事はこちら