Google Cloud の利用料金の見積もり方法について解説!
2024.6.18
こんにちは、Shunです!
本記事では、Google Cloudの利用料金の見積もり方法について解説をいたします!
はじめに
Google Cloudの利用料金を見積もるには、Google Cloud が提供する「Google Cloud Pricing Calculator」を使用することが一般的です。
Google Cloud Pricing Calculator
Google Cloud Pricing Calculatorを使うことで、利用する予定のリソースやサービス(Compute Engine, Cloud Storage, BigQueryなど)の種類、規模、地域、使用時間に基づいて、概算の費用を把握することができます。
試算方法
以下からGoogle Cloud Pricing Calculatorにアクセスします。
https://cloud.google.com/products/calculator?hl=ja
「Add to estimate」をクリックします。
リソース一覧が表示されます。
今回は、「Compute Engine」を例に見積もりを実施します。
以下の見積もり項目を上から順に解説を行います。
Number of Instances: [稼働させるインスタンス数]
Instance-time: [インスタンスの稼働時間(デフォルトでは、一ヶ月フル稼働)]
Operating System / Software: [使用するライセンス]
Provisioning Model: [VMのモデル*]
*Spot(Preemptible VM)は料金が安い反面、突如停止する可能性があります。
Machine type: [VMの性能]
Series: [コスト最適化やパフォーマンスなど]
Machine type: [必要なスペック*]
*マシンタイプのスペックは、下部からカスタム値を入力することも可能です。
Boot disk type: [ディスクタイプ]
Boot disk size: [ディスクサイズ]
Add sustained use discounts: [継続利用割引*]
*28日以上使用する場合はオンにします。割引を受けることができます。
Local SSD: [ローカルストレージの容量]
Region: [VMを稼働させる地域]
Committed use discount options: [確約利用割引*]
*年単位の利用が見込める場合はオンにします。割引を受けることができます。
画面右側へ算出したCompute Engineの月間利用料金が表示されます。
活用方法
Google Cloud Pricing Calculatorには、試算に加えいくつかの機能があります。
利用料金の詳細を確認する
赤枠をクリックすることで、利用料金の詳細を確認することができます。
以下のように、OSのライセンス料金などの内訳を確認することができます。
(解説した見積もりへ要素を加えています。)
共有する
見積もり画面の「Share」をクリックします。
.csvダウンロードや見積もり画面のリンクを取得することが可能です。
これらの機能を使用して、チーム内や顧客と見積もり内容を簡単に共有することができます。
さいごに
本記事では、Google Cloud Pricing Calculatorを用いた見積もり方法や機能についてご紹介しました!
Google Cloud を使用する前に料金を見積もることは非常に重要なことなので、是非活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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