はじめに

こんにちは、YUJIです。

マネジメントコンソール上でEC2のAmazon マシンイメージ (AMI)を取得する際の画面に、サイレントアップデートが走ったので
注意喚起とともに、内容を紹介します。

結論を言うと？

＿人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人＿
＞　怖いなと思ったら、CLIでAMI取ったほうがいいよ！！　＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^￣

アップデート内容

EC2コンソールで、AMIを取得する時の表示が変わりました。

アップデート以前の画面

再起動を避けたい場合…
[再起動しない] を有効化する

再起動しても良い場合…
そのままにする(再起動しないをオフのままにする)

現在の画面

再起動を避けたい場合…
[インスタンスの再起動] のチェックを外す

再起動しても良い場合…
そのままにする(インスタンスを再起動　のチェックがついたままにする)

要するに？

これまでもこれからもそうですが
あくまでも再起動ありでAMI取得が実行されるというのがデフォルト設定なので
「再起動を避けたい場合、チェックボックスを操作しないといけない」
という事だけ覚えていれば良いと思います。

場合によってはサービス影響が出てしまう部分なので気をつけたいですね。

おまけ① 現在のコンソール表示は正しい？

「実はコンソールの表示が逆なだけでチェックボックスによる挙動は以前のまま」とか
そういう恐ろしい事は起きてないか確認しましたが、そんなことはありませんでした。
よかった。
(インスタンスの再起動のチェックが入ってる場合、きちんと再起動が実行されます。逆もまた然りです。)

そのまま実行した時

■AMI取得実行日時

■EC2の再起動ログ

UTCなので分かりづらいですが、確かにAMI取得の段階で再起動が行われています。

インスタンスの再起動のチェックを外した時

■AMI取得実行日時

■EC2の再起動ログ
$ sudo cat /var/log/messages | grep shutdown

ログは増えていないので
ちゃんと再起動は回避できていることが確認できます。

あくまでも、今のコンソールの表示は正しいですね。

おまけ② CLIの挙動は変わってない？

CLIの取り扱いにおいては、流石に今回のサイレントアップデートの影響を受けてないと思いますが
「AMI取得時に再起動を防ぐため、–no-rebootを入れている」
という運用をしているプロジェクトに影響が出るのはまずいので、そこだけ検証してみます。

■実行するCLI
$ aws ec2 create-image --instance-id {インスタンスID} --name "AMI名" --no-reboot

■AMI取得実行日時

■EC2の再起動ログ

当然ですが、新しく再起動が走ることはありませんでした。

まとめ

速報とは別軸の個人的な感想ですが
作業ミスと仕様変更が怖かったら、CLIで取るのがベストだなと改めて実感しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました！