AWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF)受験までの道のり
この記事はNHN テコラス Advent Calendar 2025 の9日目の記事です。
はじめに
こんにちは!M.Sudaです。
年末になってしまいましたが、今回初めてブログを書いてみました!
初回は8月に受験をしたAWS 認定クラウドプラクティショナー(以下、クラウドプラクティショナー)について書いてみました!
プロフィール
外国語学部出身・年1回の海外旅行が生きがいです。
「ITはなんだか難しそう…」という苦手意識を持ったまま社会人に。
フィーリングで生きてきたタイプでしたが、気づけば“精密データを扱う世界”に飛び込んでいました。
毎日が“猫の手も借りたい”状態ですが、なんとか奮闘中です。
そんな私が、クラウドプラクティショナー受験までのリアルな記録をまとめました。
就活:異業種からIT業界へ
就活当初、「外国語を活かしたい」という理由でサービス業を中心に受け、内定も獲得。
しかし仕事内容が単調だったため再就活を決意。
「学び続けられる環境で働きたい」
「チャレンジできる会社がいい」
そう思って今の会社に応募しました。
正直、就活終盤で選択肢は多くありませんでしたが会社の雰囲気や人の温かさに惹かれ、直感で入社を決めました。
入社後に感じたギャップ
“チャレンジできる環境で働きたい!”と思って入社したもののIT世界の進化スピードは想像以上。
学生から社会人になって数週間の私は、キャッチアップの量に圧倒されていました。
入社して半年、アップデートや新しいサービスは次々増える一方。
「すごい…!こんなサービスあるんだ!」と思うと同時に「また覚えること増える…」という気持ちも正直ありました。
クラウドプラクティショナーを勧められる
商材理解のため、会社からクラウドプラクティショナーの受験を推奨されました。
AWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF)とは?
AWSの基礎を証明する“クラウド初心者向け資格”で、営業や非エンジニアでも取得価値がある資格です。
勉強ログ:IT初心者がぶつかる壁
① ITの基礎からスタート
AWSどころか「クラウドって何?」レベルだった私は、まず Udemy Business で
・超初心者がゼロからIT基礎知識とAWSの基礎力を獲得する講座
・ITパスポート最速合格コース
を受講し、業界の全体図を理解するところからスタート。
試験と直結はしない内容でしたが、IT業界全体像を理解する土台になりました。
② AWSの概要理解
次に下記2つの教材でAWSの全体像を掴みに行きました。
・AWS Skill Builder(パートナー向け)
・Udemyの【CLF-C02版】これだけでOK!AWS 認定クラウドプラクティショナー試験突破講座
しかし…
③ 過去問4割しか取れない
- 初めての模擬試験は 正答率 40%。
- 落ち込みつつ再挑戦しても6割程度。
- 他の模擬試験でも4割。
「なんでこんなにできないの?」と悩む日々でした。
原因:理解が浅かった
このときの私は何を聞かれているかわからない…という気持ちが正直なところでした。
④転機:英語版の動画で理解が深まる
ある日、「AWSは海外サービスだし、英語版で勉強してみよう」と思って英語の解説動画を視聴しました。
すると不思議なことに…
ELB や ECS など、日本語で腑に落ちなかった概念が英語だと理解しやすい。
ELB (Elastic Load Balancing)
英語の略語 → 元の英語で説明される → しっくり来る
という流れが、自分には合っていました。
そこからは
日本語の内容でつまずく → 英語版で確認する
という独自の学習スタイルに変更。
かなり特殊ではありますが、英語に馴染みがある人で途中つまずいてしまったらぜひ試していただきたいです。
⑤ 過去問は“6セット×7〜20周”
Udemy には過去問が6セットあり、それぞれ 7〜20周 やり込みました。
(我ながらやりすぎですが…笑)
理解できないところを調べ、穴を埋めていく作業の繰り返し。
正直、人より理解に時間がかかるタイプだと思いますが、そのペースでも “理解できるまで丁寧にやる” こと が私には合っていました。
試験当日
同期から「過去問より簡単だったよ!」と聞いていたので、正直あまり緊張していませんでした。
しかし実際の試験は…
不安な問題が多い。
明らかに模擬とは違う角度の問題が多く、理解の深さが試されている感じでした。
わかる問題とわからない問題をまず仕分け
残り時間をすべて不安な問題の見直しに使いました。
クラウドプラクティショナーは即時採点ですが、モニターを開く手が震えるほど不安でした。
結果は、、 合格!!!
画面に “合格” が出た瞬間、思わず息を吐きました。
業務上の変化
学習を通じて、自分の中で大きな変化がありました。
・先輩の商談内容が部分的に理解できるようになった
・構成図の見方がわかってきた
・冗長化やセキュリティの話が “概念” ではなく “動き” として理解できた
AWSの構成図を見ながら
「こんな作りでサービスが動いているんだ」
「この仕組みでデータを守ってるんだ」
と気づけたことは、営業の自分にとって大きな成長でした。
また、改めてとんでもなく緻密な世界に足を踏み入れてしまったのだと実感しました。
今後の目標
最近は生成AI関連の相談も増えているので、AWS AI 認定プラクティショナー (AIF-C01)も取得したいと思います。
営業としてお客様と話す機会が多い立場だからこそ、技術を“初歩だけでも理解している”ことは大きな安心につながる。
そのためにも学び続けたいです。
まとめ
外国語学部出身で、クラウドもITもゼロの状態だった私でも、時間をかけて学べばクラウドプラクティショナーに合格できました。
早くできる人には敵わないけれど、「時間をかければできるタイプ」は立派な強みです。
もし同じように「IT苦手かも」と思っている人がいたら、少しでも勇気が出ると嬉しいです。
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Follow @twitterテコラス25新卒のM.Sudaです。 次は大学は外国語専攻で、大学時代は趣味で海外旅行に行ったりしていました! 現在、新しい趣味を探しているのでおすすめなどありましたら教えてください! よろしくお願いいたします:〉
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