AWS re:Invent 2023 現地参加ならではの楽しみポイント
この記事は NHN テコラス Advent Calendar 2023 10日目の記事です。
11/27 ~ 12/1 にかけて、AWS の年次イベントである AWS re:Invent がラスベガスで開催されました。
re:Invent は例年オンラインで視聴していましたが、今年は初めて現地参加させていただきました。
アップデートのキャッチアップ、 Keynote やブレイクアウトセッションの聴講はオンラインでも遜色なく(むしろ効率よく!?)行なえますが、現地参加だからこそできる魅力をお伝えします。
Keynote の迫力を体感する
Keynote はライブ演奏から始まります。
朝の 8 時前から、キラキラした DJ やロックバンドが大音量でテンション上げてくれる空間は Keynote 以外にないのでは。
観客の歓声とともにスピーカーが登場し、Keynote が始まります。
数万人規模の聴衆を前にして完璧な立ち居振る舞いのプレゼンテーション、音響や映像、花火やスモークといった各種演出の上手さ、新サービスやアップデートが発表される瞬間の空気感、こういった迫力はオンライン視聴からは得られず、ライブならではだと感じました。
EXPO 会場めぐりをする
期間中、拠点となるベネチアンホテルの巨大な EXPO 会場で、400 社以上の AWS パートナー企業がブースセッション、SWAG (オリジナルグッズ)配布、ミニゲームといった色々なコンテンツを提供しています。
空いた時間にふらっと散策してセッションを聞いてみるのもよし、T シャツや靴下のような実用的な SWAG を求めてブースを巡ってみるもよし。
以下は、今回の re:Invent でいただいた T シャツなどです。(全ては撮りきれないのでごく一部)
軽食やコーヒー、タイミングによってはビールなども提供されますので、小腹を満たしつつ気になるサービスを見聞きできました。
また、会場内には AWS スペシャリストの方に各種サービスに関して質問できる Ask The Experts ブースが設けられており、基調講演で発表された新機能についても質問できます。
英語が苦手でも、ホワイトボードを使って易しい英語で解説してくださるので、気になることは質問してみると良いかと思います。
チョークトークやコードトークを聴講する
期間中に聴講できるセッションは非常に多岐に渡り、一例として以下のようなカテゴリがあります。
- ブレイクアウトセッション
- ワークショップ
- チョークトーク
- コードトーク
- Ganified Learning (Game Day)
ブレイクアウトセッションは、後日オンラインでも聴講できる大規模なセミナー形式のセッションです。
一方チョークトークやコードトークは少人数制で、講師がホワイトボードの板書やライブコーディングを行いながら解説をしつつ、聴講者が積極的に発言や質問を投げかけるディスカッション形式でセッションが進んでいきます。
基本的に一期一会のセッションとなりオンライン配信や資料共有などはないため、現場で聴講するのであればチョークトークやコードトークにチャレンジしてみるのも良いかと思います。
(ただし英語が早いので、理解に苦労はしました。。)
ワークショップは、実際に手を動かしてマネジメントコンソールからサービスを体験してみるセッション、Ganified Learning はチーム単位で提示された課題にチャレンジするセッションです。
今回私はワークショップや Ganified Learning といったカテゴリのセッションには参加できませんでしたが、こちらも現地ならではの体験になるので、次は是非チャレンジしてみたいと思います。
レクリエーションに参加してみる
「Rec Center」という体験型ブースで卓球やゴルフ、ハンドメイド工作を、「Gamer Lounge」ブースでファミコンゲームやゲームキューブといった懐かしいゲームを楽しむことができます。
他にも早朝の 5 km ランニングやヨガといったイベント開催されていましたが、さすがに体力が持たず参加は断念しました。。
また、広い会場内に設置された 10 数個の QR コード探してサステナビリティに関するクイズにチャレンジし、全問突破すると SWAG がもらえるゲームも用意されていました。
QR コードの隠し場所が難しいので、皆で情報交換しつつ手分けして探し出す宝探し感が楽しかったです。
最終日は AWS re:Play という音楽フェスのようなイベントが開催され、宴会したりラジコンカーのレースを眺めたりライブ会場を巡ったり、とても賑やかで楽しい夜になりました。
会社を超えて交流する
今回、日本からは 1000 人以上が現地参加されたとのことでした。
国内の AWS コミュニティで知り合った方も多く参加されていましたので、行き帰りの道中、セッションや朝晩の食事、re:Play といったタイミングで再会しご一緒できたことが嬉しかったです。
また、期間中は「Japan Night」という日本人参加者のためのイベントも開催されました。
こちらでも会社の垣根を超えて参加者の方々と交流することができ、とても楽しい時間になりました。
「ラスベガスならでは」を経験する
ラスベガスは、街そのものが派手でアミューズメントパークのようになっています。
今年 9 月にオープンした新施設「Sphere」や、シルク・ドゥ・ソレイユの常設ショー、カジノといった、ラスベガスならではを観光できるのも現地参加だからこそです。
昼間のセッションが終わったら、さっそく街に繰り出しましょう!
豪華な町並みのライトアップや噴水ショー、昼夜を問わず変幻自在に変わり続ける Sphere のプロジェクションマッピングなど、ラスベガスは歩いているだけでも楽しい街です。
大通りであれば人も多く、夜であってもさほど危険は感じませんでした。(繁華街を外れると一気に薄暗くなるので注意です)
シルク・ドゥ・ソレイユでは「カー(KÀ)」を鑑賞しました。
迫力満点の舞台演出もさることながら、出演者の方々の超人的な身体能力に圧巻されました。
カジノは、テーブルゲームでディーラーさんや同じテーブルのお客さんとやりとりしてみると楽しいです。
英語が苦手でもルールやマナーを事前に下調べしておけば大きなハードルなく参加できますし、皆さん優しく教えてくださりました。
深みに嵌らないよう、カジノには自分の中で使うと決めた額のみ現金で持っていくことを推奨します。
今回初めての現地参加となりましたが、当初の想像以上に濃くて楽しい時間を過ごすことができました!
2024 年は、ぜひ多くのメンバーに re:Invent の熱量を現場で体験していただきたいと思っています。
本記事が、今後ラスベガスで現地参加する方の参考になれば幸いです。
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Follow @twitter2014年入社。 関東近郊の山と銭湯と飲み屋を巡り歩いてます。
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