Google Cloud 注目アップデート/ブログ(2024/09/30~2024/10/04)
2024.10.8
2024/09/30~2024/10/04 の Google Cloud の注目アップデート/ブログをご紹介します。
本記事のアップデート情報/ブログはGoogle Cloud リリースノート、Google Cloud Blogを参照しております。
AI and Machine learning
Vertex AI
- Vertex AI Studio の AI アシスタントがプレビューで使用できます。AI アシスタント機能はプロンプトの調整と生成に役立ちます。
Use AI-powered prompt writing tools - Model Garden に Meta社の Prompt Guard と Black Forest Labs社の Flux が追加されました。
Prompt Guard
FLUX.1-schnell - プロンプトテンプレートがプレビューで使用できるようになりました。プロンプトテンプレートは、置き換え可能な変数を含むプロンプトです。これにより、複数の個別のプロンプトを作成しなくても変数でプロンプトを与えることができます。
Use prompt templates
Vertex AI Agent Builder
- グラウンディングされた結果の動的検索が一般公開されました。この機能を使用すると、Google 検索でのグラウンディングをオフにすることができます。これにより、Google 検索に基づいた回答を必要としない場合、グラウンディングなしで回答を提供でき、レイテンシ、品質、コストの効率が向上します。
Dynamic retrieval
Colab Enterprise
- Colab Enterprise から Gemini を使用できるようになりました。これにより、コードの提案などの記述をサポートします。本機能は、2024年12月31日まで無料で利用できます。
Set up Gemini in Colab Enterprise for a project
Security
Identity Platform
- Identity Platform のカスタム組織ポリシーが一般提供されました。
Use custom organization policies
Security Command Center
- Google Cloud コンソールを使用して、セキュリティポスチャーを作成、デプロイ、更新、削除できるようになりました。
Manage a security posture
Serverless
Cloud Run
- サービスレベルで最小インスタンスを設定できるようになりました。
Applying minimum instances at service-level versus revision-level - Cloud Run 関数がプロジェクトレベルのカスタム制約を使用し、関数リソースを管理できるようになりました。
Manage function resources using custom constraints
Analytics
BigQuery
- クエリの履歴ベースの最適化、分析できるようになりました。
Use history-based optimizations
Operation
Cloud Logging
- Terraform コマンドを使用して、ログ スコープを作成または更新できるようになりました。
Create a log scope
Cloud Billing
- 異常検出機能を使用して、過去の支出パターンから逸脱したコストの急上昇を表示および管理できるようになりました。各異常には、急上昇の原因となった上位のサービス、リージョン、および SKU を特定する詳細な根本原因分析も提供されます。
View and manage cost anomalies
Database
Cloud SQL
- Cloud SQL for MySQL 8.4 が一般提供されました。MySQL 8.4 と MySQL 8.0 の違いの詳細については、以下をご覧ください。
1.4 What Is New in MySQL 8.4 since MySQL 8.0
AlloyDB
- すべてのロケーションでクラスターあたり最大128TiB のストレージをサポートするようになりました。
AlloyDB locations - プライマリおよびセカンダリインスタンスにて、アウトバウンドパブリック IP 接続が一般提供されました。
Add outbound connectivity to an instance
Firestore
- Firestore にて、顧客管理の暗号鍵 (CMEK) を使用できるようになりました。
Customer-managed encryption keys (CMEK)
Cloud Spanner
- プレビューでエンドツーエンドのトレースをサポートするようになりました。また、Java および Go クライアントライブラリでのクライアント側トレースもサポートしています。これにより、アプリケーションから Spanner へのレイテンシをより詳細に把握できるようになりました。
Trace collection overview
注目の Google Cloud 公式ブログ
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最新の Google Cloud データベース イノベーションで AI 世代を活用
一般公開された AlloyDB の ScaNN インデックスについて紹介されています。AlloyDB の ScaNN インデックスを活用すると標準の PostgreSQL の HNSW インデックスよりも最大10倍高い書き込みスループットを発揮することができます。
AlloyDBのScaNNインデックスが一般公開されました
本記事は、Gen AI × Storage が題材となっており、Cloud Storage の Storage Insights 機能を使うことにより自動でストレージ支出を最適化する方法や潜在的なセキュリティリスクを発見する方法が紹介されています。
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