AWS Summit Japan 2025:IT未経験の私が感じたクラウドのリアルとビジネスの熱気

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2025.12.3

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この記事はNHN テコラス Advent Calendar 2025 の 3 日目の記事です。

はじめに

こんにちは! 今年、NHN テコラスに新卒で入社しました営業部のSarahです。

「クラウドって何?」「AWSって聞いたことあるけど、難しそう…」 そう思っているIT未経験の方に向けて、私の体験談をお届けします。
国際系の大学出身で、プログラミング経験ゼロの私が、2025年6月開催の「AWS Summit Japan 2025」に参加し、入社から約半年でどこまでAWSを理解できたかをリアルにお伝えします。

この記事はこんな方におすすめです。
・IT業界に興味があるけど未経験で不安な方
・AWSって何か知りたい方
・技術イベントに参加してみたい方

1. まさに「未来のお祭り」!IT未経験者が飛び込んだクラウドの祭典

AWS Summit Japanは、Amazonのクラウドサービス「AWS」の最新技術とビジネス事例が集まる、日本最大級の年次イベントです。今年は幕張メッセで開催されました。

参加前は「専門用語だらけで話についていけるかな」「場違いな感じがするかも…」と思っていました。
しかし、会場に足を踏み入れた瞬間、その不安は吹き飛びました。

■会場で感じた3つの驚き

・参加者の多様性:エンジニアだけでなく、営業・マーケティング・経営層まで幅広い職種の方が参加
・活発な交流:あちこちで商談や情報交換が行われる熱気
・分かりやすい展示:専門知識がなくても理解できる工夫された説明

■IT未経験者の方へのアドバイス

イベントは「エンジニア専用」ではありません。むしろ、ビジネス視点での参加者が多く、未経験でも十分楽しめます!

2. 「土に挿すだけ」で分かったクラウドのリアル+半年で理解できた3つのポイント

身近すぎる!植物の自動水やりシステム
AWS Japan合同会社のブースで見た植物の自動水やりシステムが、私の「クラウド観」を一変させました。
仕組みはシンプルです。

■自動水やりシステムの仕組み

・体温計のような機械を土に挿す
・湿度・温度データがクラウドにリアルタイム送信
・植物に最適な水やりタイミングを自動判断
・専用機械が自動で水やり実行

「これなら旅行中も安心だな」と思った瞬間、クラウドが身近に感じられ、AWSの本質を理解することができました。

■入社から半年、私が理解できたAWSの本質

① データの「巨大倉庫」= S3
写真、動画、資料…何でも保存できる無限の倉庫
インターネット経由でいつでもアクセス可能
上記の土のデータもここに保存されます

② 「借りられるコンピューター」= EC2
自分でサーバーを買わなくても、必要な分だけ借りられる
使った分だけお支払い(従量課金制)

③ 「つなげる技術」= API
異なるシステム同士を連携させる橋渡し役
水やりシステムも、この技術で各部品がつながっています

■学習のコツ

専門書よりも、まず「身近な例」から理解すると、難しい概念もスッと入ってきます。

3. QuizKnockと学ぶAWS!初心者が楽しく学ぶ秘訣

人気YouTuberのQuizKnockさんが登場するAWSクイズ大会に参加しました!
とても楽しくよりAWSが身近に感じられた企画でした。
なぜこの企画が効果的だったか私なりに考えてみました。

■より身近に感じられた理由

・専門用語を分かりやすく解説
・間違えても恥ずかしくない雰囲気
・エンターテイメント性で記憶に残る

結果は…正解率30%でした(笑)でも、楽しみながら新しい知識を得られたのが何より収穫でした。

■クイズ大会を通して感じた 初心者が楽しく学ぶ3つのコツ

・完璧を目指さない: まず「知る」ことから始める
・体験型イベントを活用: 座学より実体験の方が理解しやすい
・同じ立場の人と交流: 「分からない」を共有できる仲間を見つける

4. 営業体験から学んだ「未経験者がIT業界で働く魅力」

普段は電話・オンラインでのやり取りが多い中、AWS Summitが初めての対面商談の機会となりました。

■印象的だったお客様の声

「専門用語が分からないから、分かりやすく説明してほしい」
「うちの業界でも本当に使えるの?」
「導入したいけど、社内を説得する材料がほしい」

お客様が口にされた「専門用語が分からない」という言葉は、まさに数ヶ月前の私自身の気持ちそのものでした。
そして、「本当に使えるの?」という疑問も、私が最初にAWSを学び始めた時に抱いていた不安と全く同じだったのです。
この会話を通じて、私の「未経験」がお客様との架け橋になることに気づきました。

■未経験だからこそできること

・お客様と同じ目線で不安や疑問を理解
・専門用語を使わない分かりやすい説明
・「私も最初はそう思いました」という共感

また、時間をもらって他社ブースも見学し、IT業界の今を肌で感じました。
ブースを一目見るだけでも、各社の特色が感じられ、業界全体のトレンドや、今後どんな技術が注目されそうかなど、市場全体の動きを知ることができました。
就職活動中の方や、異業種への転職を考えている方にとっては、まさに「業界の今」を知る絶好の機会だと思います。

まとめ

IT未経験者がAWSイベントに参加する3つのメリット
今回のAWS Summit Japan 2025への参加を通じて、IT未経験の私が実際に体験し、感じたことをまとめてみました。
「技術的な話ばかりで難しそう…」「場違いな感じがするかも…」そんな不安を抱えている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

■参加する3つのメリット

① 「クラウドって何?」が体験で分かる 植物の自動水やりのような身近な例を通じて、抽象的だったクラウドの概念が「あ、こういうことか!」と腹落ちする瞬間を体験できます。
専門書を読むより、実際に目で見て触れることで、理解が格段に深まります。

② 業界の「リアル」と多様性を感じられる 各社がそれぞれの強みを活かして切磋琢磨している現場を体感でき、IT業界の活気と可能性を肌で感じられます。
また、エンジニアだけでなく営業・マーケティング・経営層まで、多様な職種の人が参加していることも分かります。

③ 「未経験でも価値を提供できる」という自信がつく お客様との商談や他社ブース見学を通じて、「分からない気持ちを理解できる」「同じ目線で説明できる」 という未経験者ならではの強みを発見できます。
これは大きな自信につながります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

IT未経験だった私が半年でここまで理解できたように、きっとあなたにも新しい発見が待っています。
来年のAWS Summit Japan 2026で、今度はあなたとお会いできることを楽しみにしています。

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