AWS Summit Japan 2026 にてコスト最適化とAI・データに関する登壇を行いました!
はじめに
ブログを読んでいただきありがとうございます。クラウドリードチームで AI/データ周りの活用支援をしております、福永悠斗と申します。
Japan AWS Ambassadors というプログラムに 2025 年から認定いただいておりまして、AWS 周りの登壇活動を多くさせていただいております。
本記事では、AWS Summit Japan 2026 内の Breakout Session にて当社からお伝えした内容を一部かいつまんでご紹介させていただきます。
セッション概要
タイトル
国民皆保険を支える FinOps 2.0 -国民健康保険中央会が実践するデータ × AI によるコスト最適化戦略-
登壇者
NHN テコラス株式会社 クラウドリードチーム リーダー 福永 悠斗
アーカイブについて
本セッションは、AWS Summit Japan 2026 公式サイトにてアーカイブが公開されております。
アーカイブ視聴には、下記ページからのご登録が必要となります。
AWS Summit Japan 2026
資料についても同ページ下部の「セッション資料一覧」>「パートナーセッション」>「セッション一覧」からご覧いただけます。
興味を持っていただけた方は、ぜひ上記からフルバージョンをご視聴ください!
会場について
セッション会場は 300 名以上が入場可能なスペースにて行われました。
自身としては最大規模での登壇でしたので非常に緊張しましたが、たくさんの方にご参加いただいたおかげで楽しみながらお話ができました!

コスト最適化はすべての AWS 利用者に共通するトピックですが、今回たくさんの方がご参加いただいているのを目の当たりにし、改めて課題意識の強さを感じました。
セッションについて
今回のセッションでは、国民健康保険中央会様と NHN テコラスの取り組みを紹介することで、コスト最適化プロジェクトを内製化することの重要性をお伝えさせていただきました。

オンプレからクラウドへ一部システムを移行されたことをきっかけにクラウドのコスト最適化に取り組んだ国民健康保険中央会様の事例をご紹介しました。
クラウド移行への期待に対し、現実ではどういった課題が発生したかという部分は多くのお客様に共感いただける内容かと思います。

この課題を解決するための取り組みを中心にセッションではご紹介いたしました。
コスト最適化における内製化を阻む障壁
(1) ベンダーや協力会社とのコミュニケーション
リソース費用の変動に対する確認をベンダーにする際、どうコスト削減に動いてもらうか、また彼らの回答の妥当性をどう判断するか、という課題があります。
AI を使った業務改善でも話題に上がるトピックですが、「判断する側に求められる技術知見」をどう得るかというのが内製化における大きな障壁の 1 つです。
(2) コストの正確な把握
リソースの利用料や増減といった数値ベースの確認は可能ですが、その起因は何か、妥当な増減幅なのかといった判断を行うことは難しいです。
(3) コスト最適化のための手段の調査
コスト最適化を行うために、技術的に何をすればよいのか、何ならしてよいのか、といった検討にもハードルがあります。
リソースのスケーリングを検討する際も、利用量やリソース負荷とコストのバランスを鑑みて計画を立てる必要があります。
こうした障壁をクリアするために、当社 NHN テコラスとコスト最適化プロジェクトを実施しました。
コスト最適化の障壁を超えるための NHN テコラスとの協業
(1) コストを正しく把握するためのパートナー活用
コスト分析を NHN テコラスと行うことで、最適化に向けたアプローチや技術的な対策を行える体制を構築しました。
これにより、適切なコストであるかを判断することがより容易になっています。

(2) FinOps 実践 SaaS「Cloud illuminator」の活用
Cloud illuminator という当社が提供する SaaS によるコスト可視化やレコメンドを活用したコスト最適化を行いました。
着実なコスト最適化の実現に加え、基準値を設けたコスト判断が可能になるなど、多くの効果を生んでいます。

こうした取り組みにより、先述した 3 つの障壁をクリアした、というのがご紹介した事例の内容です。

重要なポイント
1. コスト最適化はコスト削減ではなく最適な状態の把握と追求であること
国民健康保険中央会様のご担当者とお話ししていく中で最も印象的だったのが、「適切な状況把握」に重きを置かれている点でした。
AWS におけるコスト最適化を支援する立場として、非常に共感したポイントでしたので、そこをご参加いただいた皆様に感じ取っていただけるよう、セッションを構成いたしました。
私の感動が伝わっていたら幸いです!
2. あくまで主体を自分たちに置くこと(内製化前提)
本セッションでは FinOps のフレームワークについてもご紹介させていただきました。
その意図は、「ベンダーやツール任せの取り組みではなく、内製(つまり自身が主体)でコスト最適を進めるべきである」というポイントをお伝えすることです。
国民健康保険中央会様のご担当者も常に自身が主体となり、我々をはじめとするベンダーとのコミュニケーションを行っており、そういった姿勢の重要性をお伝えできればと考えておりました。
本セッションではその他にも、AI を活用したコスト最適化の進め方や、Cloud illuminator を活用したアプローチについてもご紹介しておりますので、お時間がある方はぜひアーカイブでご視聴ください!
まとめ
本記事では、AWS Summit Japan 2026 で行った NHN テコラスの Breakout Session の内容を一部ご紹介させていただきました。
コスト最適化に悩まれるお客様、コストへの不安からクラウド移行に踏み切れないお客様へ届くセッションとなっていれば非常にうれしいです!
2025 Japan AWS Ambassadors / Google Cloud Partner Top Engineer 2026 / Google Cloud Partner Top Engineer 2025 / 2024 Japan AWS Top Engineers 選出されました! 生成 AI 多めで発信していますが、CI/CDやIaCへの関心も高いです。休日はベースを弾いてます。
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