AWS Japan Community Leaders Meetup 2025 に行ってきました!

イベント

2025.7.1

Topics

はじめに

日本のAWSコミュニティリーダーを集めたイベント
AWS Japan Community Leaders Meetup 2025 に参加してきました!

日時

2025/06/27 (金) 13:00 – 17:30

会場

TKPガーデンシティPREMIUM京橋ANNEX
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/gcp-kyobashi-annex/

参加者

AWS User Groupsの各グループの運営者を中心に、各プログラムの選出者、AWS日本法人、海外のDevRel担当者など、様々な人が参加しました。
(筆者は2025 AWS Community Buildersの枠で参加させていただきました。)

忙しい人向けの3行

  • このイベントが何かというと、AWSのコミュニティプログラムの紹介や各コミュニティリーダー/AWS間のネットワーキングが行われるイベントです。
  • JAWS-UGをはじめとして、ユーザーグループの運営が非常に高い水準で行われていることを知りました。
  • 色んな人と話せて楽しかったのと、懇親会で用意されていた食事が美味しかったです。

開始まで

まずは受付を済ませ、Tシャツをはじめとした配布物を受け取ります。

  • 受付時の配布物
    • イベント用 特製Tシャツ
    • AWS BuilderCards v2(日本語版)
    • ステッカー
  • 会場の配布物
    • ショルダーボトルホルダー
    • AWS Summit 2025でも配られたフライトタグ

AWS BuilderCards v2の日本語版は現段階(2025/06時点)では希少。まさかここで配られるとは!
しかも参加者全員に配布しても余ったとの事で、お土産に1個追加で受け取ることができました。

一旦は会社に置いておいて、下記のようなイベントで使えればと思ってます。

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社外の方を招いて、AWS BuilderCardsを使った交流会を主催した話

本編

基本的に、AWSのコミュニティプログラムマネージャー 沼口さんによる司会・進行で各セッションが進みます。

タイムテーブル

時間 セッション
13:00-13:15 Opening & Remarks
13:15-13:45 2025 AWS Community Programs & Japan User Groups/Communities
13:45-14:15 Developer Experience
14:15-14:30 休憩
14:30-15:00 JAWS-UG事務局の活動紹介&お知らせ
15:00-15:10 JAWS-UG 配信部 2年目活動報告
15:10-15:20 Amplify UG & Startup Community
15:20-15:50 あなたは何故コミュニティに参加するのか?
15:50-16:00 移動・休憩
16:00-17:30 Happy Hours / Networking Party

本編では、下記のような内容が語られました。

  • 本イベントの目的紹介
    『日本にて活躍している各コミュニティとAWSの社員で、現状を確認してもらい、ネットワークを繋げて、新しい協業の可能性を育む。』

  • AWS Workshop Studio によるユーザーグループ主催ハンズオンの負担軽減の取り組み

  • AWS JumpStart (AWS主催の初心者向けハンズオン)
    • JumpStart卒業生向けのフォローアッププログラム 『Jumpstart Next』の紹介


  • Developer Experience
    Amazon Web ServicesのDevRel担当の方からの謝辞・コメントがありました。

David Nalleyさん(ディレクター)
『私はDevRelの取り組みをしていて、皆様にAWSのファンになってもらうというのがミッション。』
『日本ほど繁栄しているコミュニティグループを見たことがない。』
『AWSにとっても非常に大きな恩恵となっている。』

Mouna Neelakantaさん(APJC地域のDevRel担当)
『ローカルな動きを外に向けるという活動を支援している。コミュニティリーダーの皆様は、それを活発にしてくれているので、感謝したい。』
『グローバルレベルに、どうやったら皆様の声を届けていけるかが課題。』
『皆さんとパートナーシップを組んで、どうあるべきかを皆さんから募集したい。』

他にも、各ユーザーグループの運営者から、取り組みや紹介がありました。

  • JAWS-UG 事務局の活動内容の紹介
  • JAWS-UG 配信部の取り組み
  • AWS Startup community(AWSを利用しているスタートアップのエンジニア向けコミュニティ)の紹介
  • Amplify Japan User Groupの紹介

そして、本編の締めくくりとして以下が話されました。

  • あなたはなぜコミュニティに参加するのか?

このパートでは
・何のためにコミュニティに参加しているか
・コミュニティへのフィードバック
というテーマで事前に取られたアンケートを元に、様々な意見が紹介されました。

上記のアンケート回答を生成AIに要約させた内容の紹介や
また、その要約では、いわゆる『当然の内容』しか抽出できなかったとのことで
– 消極的な参加要因
– コミュニティが抱える課題への言及

に絞った要約も行ったとのこと。

外部コミュニティに参加する上で、まさに代表的な懸念・不安だと思います。
これらに対し、効率よく既存の枠組みでアプローチするのであれば、マズローの欲求5段階説になぞらえて、参加者がどの立ち位置にいるかを確認すると良いのでは。 という面白い思考も聞くことができました。

更に、コミュニティが抱える課題についての具体的なフィードバック例の中では
「スキルアップやキャリアアップが目的で、それについては一定の成果があった。一方で懇親会の場では運営側の内輪ノリについていけず、居心地の悪さを感じた」
「仕事や自身のキャリアのための参加に対して、楽しさや居場所としての価値を強調しすぎないようにすれば参加しやすい人も増えるのではないか」

という意見が紹介されました

AWSのユーザーグループの括りではないですが、クラウド食堂という技術イベントの運営に私も関わっており、上記の内容はまさに悩みの種です。

  • コミュニティ要素が薄れてしまうほど、帰属意識がなくなりコミュニティが継続できなくなる。
  • かといって、新規参加者の居心地が悪くなってしまうような事は運営側としても避けたい。

このバランスをどうやって取っていくかというのは、非常に難しい課題ではありますね…
セッション内でも、銀の弾丸は無い(初心者向けのコミュニティかどうか等、状況によって異なる)という前提で紹介されていましたし、当然筆者の中でも答えは持っていません。
アンケートの回答に耳を傾けて、丁寧にバランスを取り続けることは、せめて意識していこうと思います。

懇親会(Happy Hours / Networking Party)

ビュッフェ形式で豪華な食事が振る舞われました!
(テンションが上がりすぎてしまって、色々写真を撮りそこねています。お寿司とかデザートとか色々ありました。)

あまりにも野菜を無視した盛り付けをしてしまい、海老のお寿司も思わず横転。

おわりに

様々な方とお話することができて、非常に有意義なイベントでした!
イベント自体の規模からも、AWSのDevRelに対する本気度が伺えます。

コミュニティ界隈では、未だ挨拶できてない方も多いままなので、再度こういう機会に恵まれた際は、積極的に色んな人に話しかけにいこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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YUJI

2025 AWS Community Builder / 2024 Japan AWS All Certifications Engineer

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