【入門】Amazon Quick の概要と初回セットアップ手順をご紹介

AWS

2026.3.9

Topics

はじめに

こんにちは、Paseri です。
今回は、Amazon QuickSight からリブランディングされた 「Amazon Quick」をご紹介します!

本記事では、Quick が提供する主要機能から実際の構築までご紹介いたします!

※初期は Amazon Quick Suite という名称でしたが、2026年2月に Amazon Quick へ変更されています。

サービス紹介

Amazon Quick とは?

Amazon Quick は、AWS が提供する生成 AI を活用した包括的なビジネスインテリジェンスプラットフォームです。
データ分析、可視化、ワークフロー自動化、チームコラボレーションを統合的に提供し、機械学習の専門知識がなくても AI の力を活用できます。

Quick は以下の 5 つの統合機能で構成されています。

  • Amazon Quick Sight:データ可視化とビジネスインテリジェンス
  • Amazon Quick Flows:AI エージェントを活用して自動化されたワークフロー
  • Amazon Quick Automate:より複雑なプロセスを最適化して自動化
  • Amazon Quick Index:データ検索と統合
  • Amazon Quick Research:AI 駆動の包括的なデータ分析

また、ブラウザー拡張機能、Slack、Microsoft Office などと統合することで、普段から利用しているツールに組み込んで活用することができます。

詳細:Amazon Quick とは – Amazon Quick

料金

Quick の料金は、大きく 2 種類の料金が発生します。

  • インフラ料金
  • ユーザーサブスクリプション

その他に、オプションとして設定や利用量に応じた課金が発生します。
※Quick の初回サインアップ時は、30 日間の無料トライアル(25 ユーザー分)が提供されています。

インフラ料金

Quick を利用するうえで必ず発生する料金です。
1 アカウントにつき、250USD の料金が発生します。

アカウントには、Quick エクスペリエンスを支える基礎となる AI インフラストラクチャに対して、1 アカウントあたり月額 250 ドルの定額インフラストラクチャ料金が課金されます。
詳細:Agentic AI-powered workspace – Amazon Quick Suite cost – AWS

ユーザーサブスクリプション

ユーザーサブスクリプションは利用タイプによって異なります。
主なプランは以下の通りです。

プラン 料金 主な機能 エージェント時間(月間含有)
Professional 20USD/月/ユーザー Quick chat agent、Quick spaces、Quick Sight、Quick Research、Quick Flows の利用 Quick Research:2 時間
Quick Flows:2 時間
※超過時:Research 6USD/h、Flows 3USD/h
Enterprise 40USD/月/ユーザー Professional の機能に加え、Quick Automate での自動化、Quick Sight でのダッシュボード作成 Quick Research:4 時間
Quick Flows:4 時間
Quick Automate:4 時間
※超過時:Research 6USD/h、
Flows・Automate 3USD/h

※Quick の高度なエージェント機能(Quick Flows、Quick Automate、Quick Research)は、実行にかかる時間に基づいて「エージェント時間」で測定されます。

その他

1)Quick Sight のオプション
Quick Sight の SPICE(インメモリエンジン)やレポート機能を利用する場合は、以下の追加料金が発生します。

  • SPICE 容量:0.38USD/GB/月
  • ピクセルパーフェクトレポート:500USD(500 ユニット/月が含まれる)
    ※500 ユニットを超えた分は1USD/レポートユニット・月の料金が加算されます

2)Quick Index の料金
Amazon Quick Index は、コンテンツから抽出したテキストを保存し、結果として得られるストレージ容量に基づいて料金を請求します。
各 Quick アカウントには、毎月 50MB(約 5,000 ドキュメント) の無料ストレージが含まれます。
超過分については、抽出テキスト 1MB あたり月額 1USD が加算されます。

Amazon Quick の初回セットアップ

Quick のセットアップは、AWS の公式ドキュメントに沿って行っています。
Amazon Quickの設定とサインイン – Amazon Quick

AWS マネジメントコンソールから検索して専用ページへ移動します。
※Quick へ名称変更前に構築していたため表記が異なります。

まだアカウント上でセットアップがされていないと、初回サインアップ画面が表示されます。
アカウント ID を確認して、サインアップします。

必要な設定項目を入力していきます。
メールアドレスは、後から設定を変更することが可能です。

アカウントが正常に作成されれば初回セットアップは完了です。

Quick のホーム画面はこんな感じです。

管理者向けの設定画面は、画面右上のユーザーアイコンから「Quick を管理」を選択して移動することができます。
また、言語設定もここから行えます。日本語の設定もありますね。

Quick の設定はこんな感じです。
ここでプランの設定や、ユーザー管理などを行うことができます。

Quick でのチャットはホーム画面右上から行うことができます。

初期設定のままでも、基本的な AI とのチャットができるようになっています。

まとめ

今回は、Amazon Quick の機能概要と初回セットアップについてご紹介させていただきました!
様々なアプリケーションとの統合から、自然言語で AI エージェントと対話してデータ分析ができる点や、ワークフローを簡単に構築できる点が魅力的なサービスです。
機械学習の専門知識がなくても、高度な分析機能を活用できるのもポイントです。

フルマネージドサービスなので運用負荷も少なく、月額ユーザー固定課金という明確な料金体系で始めやすいのも魅力です。

少しでも参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!

Paseri

2024年新卒入社。うどん好きな初心者クラウドエンジニア。

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