Amazon Bedrock 経由で Codex CLI を利用するまで
はじめに
こんにちは、フクナガです。
OpenAI が提供している Codex CLI ですが、2026 年 6 月より Amazon Bedrock 上でも OpenAI の GPT モデルが利用できるようになり、Codex CLI を Amazon Bedrock 経由で動かせるようになりました。
Amazon Bedrock 上で OpenAI の GPT-5.5 モデル、GPT-5.4 モデル、Codex の使用を開始する
本記事では、Amazon Bedrock 経由で Codex CLI を利用するための設定手順をご紹介します。
※ご紹介する内容は Linux 環境(WSL2)で実施しております。
注意点
2026 年 6 月時点では、Amazon Bedrock 上の OpenAI モデルは利用可能なリージョンが限定されています。
| モデル | 利用可能リージョン |
|---|---|
| GPT-5.5 | us-east-1、us-east-2 |
| GPT-5.4 | us-east-1、us-east-2、us-west-2、us-gov-west-1 |
現時点(6/11)で GPT-5.5 については us-east-1、us-east-2 でしか利用できないみたいです。今後のアップデートに期待ですね!
ちなみに、公開した 6/11 に利用可能リージョンのアップデートがありました。
定期的に利用可能リージョンはチェックが必要そうです!
費用について
Amazon Bedrock 経由での Codex CLI の利用は他モデルと同様トークン単位の従量課金となります。
以下は us-east-2(オハイオ)リージョンにおける料金です(2026 年 6 月時点)。
| モデル | 入力トークン | 出力トークン | キャッシュ入力トークン |
|---|---|---|---|
| GPT-5.5 | $5.50 / 1M | $33.00 / 1M | $0.55 / 1M |
| GPT-5.4 | $2.75 / 1M | $16.50 / 1M | $0.275 / 1M |
| Claude Opus 4.8(参考) | $5.00 / 1M | $25.00 / 1M | $0.50 / 1M |
| Claude Sonnet 4.6(参考) | $3.00 / 1M | $15.00 / 1M | $0.30 / 1M |
料金で比較すると GPT-5.5 に比べ GPT-5.4 は半額で利用できるため「OpenAI のモデルを使うなら絶対に GPT-5.5 だ」というわけではなく、ある程度使い分けが必要そうです。
詳細な性能比較については、下記にまとまっていますので興味のある方はぜひご覧ください。
GPT-5.5 が登場
設定手順
1. Codex CLI のインストール
以下のコマンドで Codex CLI をインストールします。
$ curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh
インストールが完了したら、以下のコマンドでバージョンを確認します。
$ codex --version codex-cli 0.139.0
上記のようにバージョンが表示されれば、インストールは成功です。
2. Amazon Bedrock API キーの発行
Codex CLI から Amazon Bedrock を呼び出すために、Amazon Bedrock の API キーを発行します。
(1) Amazon Bedrock のコンソールから「API キー」>「長期 API キー」を選択し、「長期 API キーを生成」を押下

(2) 有効期限を設定し、「生成」を押下

(3) 表示された API キーをダウンロード、もしくはコピーし、「閉じる」を押下

参考:Get started with OpenAI GPT-5.5, GPT-5.4 models and Codex on Amazon Bedrock
3. 環境変数の設定
発行した Amazon Bedrock API キーを環境変数に登録します。
$ export AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCK=[Amazon Bedrock API キー]
4. Codex CLI 設定ファイルの作成
Codex CLI に Amazon Bedrock を使うよう指示するための設定ファイルを作成します。
~/.codex/config.toml に以下の内容を記述します。
model = "openai.gpt-5.5" model_provider = "amazon-bedrock" [model_providers.amazon-bedrock.aws] region = "us-east-2"
各設定項目の意味は以下の通りです。
・model
使用するモデルです。ここでは GPT-5.5 を指定しています。
※のちほど「/model」コマンドで変更が可能です。
・model_provider
amazon-bedrock を指定することで、Amazon Bedrock 経由での呼び出しが有効になります。
・region
使用する AWS リージョンです。GPT-5.5 を利用する場合は us-east-1 もしくは us-east-2を指定する必要があります。
5. 動作確認
設定が完了したら、codex コマンドを実行して起動します。
$ codex
正常に起動し、Amazon Bedrock 経由で GPT-5.5 に問い合わせができれば設定完了です!

返答を確認するために、軽く会話してみました。

まとめ
本ブログでは、Amazon Bedrock 経由で Codex CLI を利用するための設定手順をご紹介しました。
API キーを使った認証方式で比較的かんたんに設定できる点が印象的でした。
従量課金でスモールスタートできる点や、AWS のガバナンス機能と組み合わせやすい点は Amazon Bedrock 経由ならではの良さだと思います。
各コーディングエージェントの進化や競争が激化しているため、1 つのツールにこだわるのではなく、サクッと切り替えられる環境を構築しておくのは非常にメリットかもしれません。
Claude Code についても Amazon Bedrock 経由で利用可能ですので、こちらも合わせてチェックいただけたら嬉しいです!!
2025 Japan AWS Ambassadors / Google Cloud Partner Top Engineer 2026 / Google Cloud Partner Top Engineer 2025 / 2024 Japan AWS Top Engineers 選出されました! 生成 AI 多めで発信していますが、CI/CDやIaCへの関心も高いです。休日はベースを弾いてます。
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