AWS 認定 機械学習 – 専門知識に合格しました

AWS

2019.10.10

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 こんにちは。データサイエンスチームのtmtkです。
 Amazon Web Servicesの公式認定資格である「AWS 認定 機械学習 – 専門知識」(AWS Certified Machine Learning – Specialty)を受験し、合格しました。この記事はその合格体験記です。なお、情報はすべて執筆時点(2019年10月)の情報です。
 
前回受験した「AWS 認定ビッグデータ – 専門知識」の合格体験記はこちらです。

関連記事
新人データサイエンティストでもAWS Certified Big Data - Specialtyに一発合格できる勉強法

はじめに

 「AWS 認定 機械学習 – 専門知識」は、開発やデータサイエンスの業務を行っている方を対象とした試験です。認定によって検証される能力は以下のようなものとされています。

認定によって検証される能力

  • 与えられたビジネスの問題に対し、適切な ML アプローチを選び、その理由を説明できる
  • ML ソリューションの実装に適した AWS のサービスを選択する
  • スケーラビリティ、コスト効率、信頼性、安全性に優れた ML ソリューションを設計し、実装する

引用元:AWS 認定 機械学習 – 専門知識

試験の調査

 試験を受ける前に、まずは試験の概要について調査します。
 基本となるリソースはAWS公式ページの「AWS 認定 機械学習 – 専門知識」と「AWS 認定試験に備える」の機械学習 – 専門知識の項目です。このページと、このページからダウンロードできる「試験ガイド」と「サンプル問題」に目を通します。特に、サンプル問題は入念に解いて答えあわせをして、どんなサービスについてどのように問われるかを把握します。サンプル問題をよく検討して、これからどんな分野を勉強すればいいか考えます。

 たとえば、サンプル問題を見ると(今回確認したのはこちら)AWSの知識でなく機械学習の知識を問う問題(問題番号:2, 4, 5, 7, 8, 9)がたくさん出題されていることがわかります。また、出題されるAWSのサービスはAmazon SageMaker、AWS Glueなどであることがわかります。

 他にも、インターネット上の合格体験記などに目を通します。特におすすめなのが、英語ですが、A Cloud GuruのDiscussionのページです。ここでは多数の合格体験記が投稿されています。
 また、日本語でも検索するとたくさんの体験記が出てくるので目を通すといいと思います。

問題演習

 一般的に、資格試験の対策には問題演習をたくさん繰り返すことが有効だと思います。
 問題演習におすすめなのが、認定ビッグデータのときと同じく、Linux AcademyA Cloud Guruです。英語ですが、たくさんの問題がQuizとして提供されています。Linux Academyが$49/月、A Cloud Guruが$29/月です(年間契約による割引もあります)。

 私はこの2つのサイトに登録し、Quizを繰り返し解きました。2つのサイトでは講義動画も提供されているので、Quizを解いていて自分の弱点だと思った分野については、講義動画を視聴したり、公式ドキュメントを読み込んだりして知識を補いました。

模擬試験

 AWSから公式の模擬試験が提供されていますので、本試験を受験する前に模擬試験を受験します。
 通常は料金4,000円(税別)がかかりますが、AWSの認定試験に合格したことのある人は認定特典として模擬試験を無料で受験できるバウチャーコードが与えられるようです。

本試験の受験

 十分に対策ができたら、あとは試験を受験するだけです。こちらも認定特典のバウチャーコードがあれば半額で受験できます。

感想

 「AWS 認定 機械学習 – 専門知識」の合格体験記でした。
 機械学習については業務で使っていてよく知っており、AWSのサービスについては「認定ビッグデータ」のときの知識が活きたので、受験対策の勉強量は比較的少なめでした。機械学習の知識があらかじめあるかどうかで難易度が大きく変わる試験だという印象です。

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tmtk

データ分析と機械学習とソフトウェア開発をしています。 アルゴリズムとデータ構造が好きです。

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