AWS re:Invent を最小の持ち物で攻略する方法

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2024.12.19

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はじめに

こんにちは、Shunです!

re:Invent に参加する人が必ず検索するであろうキーワード、それは

「re:Invent 持ち物」

です。

過去2年間で海外に計30泊以上した経験を持つ私が、re:Invent のための持ち物の最適解をご紹介します!

基本方針

「持っていかないもの」を決める

持ち物をリストアップしていくと、あれもこれもと必要に感じてしまい、荷物は増える一方です。
私が「持っていかない」と決めたのは以下のものです。

  • スーツケース:
    リュックに全てをまとめることを目標にしましょう。そうすることで、本当に必要なものが見えてきます。いわゆる要件定義です。
  • Tシャツ:
    会場で配布されるSWAG(企業ノベルティ)で十分調達可能です。冬のイベントなので、パーカーやスウェットも最低限で済みます。パーカーはSWAGで手に入る可能性もあります。
  • 寝巻き:
    寝巻きとして使える服を選べば、寝巻き専用の服は不要です。
  • タオル:
    ホテルに備え付けられているので不要です。海外旅行の必須アイテムとしてよく挙げられますが、ホテル滞在であれば必要ありません。
  • 髭剃り:  
    無印良品の携帯用かみそりで十分です。いっそのこと脱毛しましょう。
  • 耳栓:
    ノイズキャンセリングイヤホンがあれば問題ありません。
  • アイマスク:
    長距離フライトの機内にはブランケットがあるので、それを被れば眠れます。
  • ネックピロー:
    機内のシートには首回りを固定する枕が付いているので、それで十分でした。

いのちだいじに

パスポートやスマホも大切ですが、何よりも大切なのは「健康」です。健康であれば、活動できますし何か起きた場合の対処も可能です。

ラスベガスは乾燥地帯なので、特に喉のケアは必須です。風邪を引いてしまった時のための解熱剤や、慣れない食事による胃腸の不調に備えて胃腸薬などを持参しましょう。複数の症状に対応できる薬があると便利です。

冗長構成でリスクを分散

紛失時に致命的なダメージとなるものは、必ずバックアップを用意しておきましょう。

re:Invent における単一障害点は、「健康」と「パスポート」です。
これらは冗長化が難しいですが、それ以外のものは対策が可能です。

例えば、使わなくなったスマホにeSIMを入れてメイン機として使用したり、クレジットカードを複数ブランド、複数枚用意するなどの対策が考えられます。

持ち物リスト

分類 持ち物 備考
電子機器 スマホ 過去に使用していた端末があれば持参し、冗長化する。eSIMが便利。
PC セッションのメモなどに使用。
充電器 スマホ、PC、モバイルバッテリー用のものを用意。
モバイルバッテリー 2個あると安心。航空機への持ち込み制限を確認すること。
AirPods (ワイヤレスイヤホン) 必須。予備も含めて2つ持参しました。
貴重品 財布 リュックの奥深くにしまっておきましょう。紛失リスクを最小限に。
予備財布 基本的には予備財布を持ち歩く。万が一強盗に遭った際に渡しても問題ない程度の金額を入れておく。
現金 チップとカジノ用。
クレジットカード VISA × 2 / Mastercardを用意。JCBは使えない場所もあるかもしれません。
パスポート 最重要アイテム。厳重に管理しましょう。
衣服 Tシャツ 1~2枚で十分。SWAGでもらえるので。
セットアップジャージ 旅のユニフォーム。寝巻きとしても使えるものがベスト。
ウルトラライトダウン コンパクトなのに温かい。
スリッパ 部屋や機内用。帰りはお土産スペース確保のため処分します。
ボディバッグ これはでかいものが良い。水やスマホ、パスポートなど案外入れるものは多いです。
書類 パスポートのコピー 紛失時の身分証明書。
戸籍謄本 パスポート紛失時の再発行手続きに必要。
海外旅行保険証 緊急時にすぐに確認できるように。
ホテル予約確認書 入国審査などで滞在先を聞かれた際に提示するとスムーズです。
航空券情報 同上
re:Invent 参加登録情報 同上
胃腸薬 パッケージに入った状態で持参。成分によっては持ち込みが制限される場合があるので、念のため。
解熱剤 解熱、鎮痛、頭痛など、複数の効果があるものが便利。
衛生用品 歯磨きセット 使い慣れたものに限ります。
スキンケア 日焼け止め ラスベガスの日差しは強いので必須。
化粧水 乾燥対策。
フェイスパック 同上
乳液 同上
ハンドクリーム 同上
リップクリーム 同上
洗顔 同上
クレンジング 日焼け止めを落とすために。
シャンプー 海外のものは刺激が強いので。
コンディショナー 同上
整髪料 ワックス 必要に応じて。
ヘアスプレー 必要に応じて。
ヘアミルク ラスベガスは硬水なので、髪がパサつきやすいです。
ヘアオイル 同上
喉ケア 龍角散 乾燥対策
のどぬーる濡れマスク 無くても良かったかも。
その他 ウェットティッシュ 10枚入りとかそれくらいコンパクトなもので十分。
ゴミ袋 なんでもいいです。

これらをパッキングすると、このようになります。

機動力抜群です。

さいごに

ラスベガスは巨大な街なので、何をするにも機動力は非常に重要です!
また現地に着くまでにも、数十時間かかることもあり、移動をするだけで体力をかなり消耗します。

その時に少しでも身軽で入れると、体力を残しつつ翌日から元気に活動ができるのではないでしょうか。

少しでも荷物を減らして、re:Invent に行きたいと考えている誰かの助けになれば幸いです!!

ちなみに、一緒に参加していたフクナガさんからはこの服装を「金持ちのラッパーの彼女」と評されました。

実際にラスベガスでは、金持ちのラッパーの彼女はそれなりにいました。

Uberの待機中には「お前、金持ってるだろ。リムジン乗ってけよ。」と声をかけられたりもしました。

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Shun

Google Cloud Partner Top Engineer 2025、2024 AWS All Cert、ビール検定1冠

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