2020年に解決したいITインフラの課題、調査してみた
こんにちは。Webマーケティングチームの中川です。
2019年12月末から2020年2月末にかけて、「2020年に解決したいITインフラの課題は?」というお題で簡単なアンケート調査を行いました。
アンケートは、本テックブログ内とメールマガジンで告知を行い、有効回答数は96件となりました。アンケート回答にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
アンケート調査内容について
アンケートの質問内容は、「2020年に解決したいITインフラの課題を教えてください」の1問のみです。
選択肢は、「コスト削減」「運用・保守の改善」「システムの障害予防・対策」「システムの設計・構築」「セキュリティ対策」「物理環境からのクラウド移行」「パブリッククラウドの活用」「データ分析・活用」「AI・機械学習の活用」「IoTの活用」「その他」の12項目。複数選択可能とさせていただきました。
それでは、回答数の多かったものから順番にご紹介します。
1位 AI・機械学習の活用
1位は49%の方が回答した「AI・機械学習の活用」です。
約50%の方が選択された要因としては、昨今注目されている技術であることはもちろんのこと、テックブログでAI・機械学習などの記事を多く掲載しているため、回答者にAI・機械学習に関心をもたれている方が集まりやすい状況だったというのもあると思います。
ちなみにNHN テコラスでも、昨年10月にAmazon Personalizeをはじめとする機械学習を用いたブログ記事のレコメンドシステムを実装するなど、AI・機械学習をどのように活用していくかを検討している最中です。
2020年もAI・機械学習の動向に目が離せない状況が続きそうですね。
2位 データ分析・活用
2位は「データ分析・活用」で、39%の方が選ばれていました。
こちらも1位のAI・機械学習の活用と同様、数年前から「ビッグデータ活用」などが世間的に注目を集めていることや、「データ分析・活用」はAI・機械学習と密接な関係にあるので、選択された方が多かったのではと思います。
3位 運用・保守の改善
3位は30%の方が回答した「運用・保守の改善」です。
本アンケートに限らず、当社が実施しているセミナーやイベントでも、運用・保守に課題があるとおっしゃっている方が多くいらっしゃいます。
AWSなどのクラウドの運用において重要なことは「最適化の継続」という考え方もあり、運用・保守の改善はシステムがある限り、永遠に続く課題なのかもしれません……。
関連記事
AWSの構成図を「はやく」「きれいに」作る5つのコツ
その他の回答結果
4位以下の回答数については、以下のとおりです。
既にクラウドをバリバリ活用していそうな、テックブログの閲覧者から多くご回答いただいたということもあり、物理環境からのクラウド移行が少ない結果となりました。
テックブログ新着情報のほか、AWSやGoogle Cloudに関するお役立ち情報を配信中!
Follow @twitterマーケティングチーム所属のマーケター兼ディレクターです。AWS活用支援サービスである「C-Chorus」を中心にWebサイトの企画・運営を担当しています。趣味は読書とゴルフ(ベスト98)です。
Recommends
こちらもおすすめ
-
集中力を取り戻す!常にデスクに揃えておきたいアイテム+αのお話
2023.12.17
-
配色はセンスじゃなく理論でなんとかなる!①基本編
2018.12.4
-
赤が目立つとは限らない!エンジニアに知ってほしいカラーユニバーサルデザイン
2023.12.6
-
AWSの構成図を「はやく」「きれいに」作る5つのコツ
2023.12.3
-
マーケティングに学ぶプレゼントの選び方
2018.12.24
-
「クラウド月次キャッチアップ会」を半年やってみた所感をレポート!
2024.12.18
Special Topics
注目記事はこちら
データ分析入門
これから始めるBigQuery基礎知識
2024.02.28
AWSの料金が 10 %割引になる!
『AWSの請求代行リセールサービス』
2024.07.16