1年間でブログを100本書いた話
終わらせましょう。
すみません、心の中の令和ロマンが出てきました。
はじめに
気を取り直して、
こんにちは、Shunです!
2024年は、1年で100本のブログを書くことを一つの目標として、掲げていました!
本記事が100本目となり、「終わらせましょう。」の言葉通りこの1年のチャレンジは終了です!
本記事では、以下の3つのことについて触れていきます!
- なぜブログを書き始めたのか
- どんなマインドで書いていたのか
- 書いてよかったこと
「ブログを書く技術」については、触れません。
100本書いて、結局上手くなるには量を書くことは必須だと感じたことだけを置いておきます。
なぜブログを書き始めたのか
何かを始めるには何かのきっかけがありますよね。
僕がブログを書き始めたきっかけは2つあります。
Top Engineer になりたい!!!
AWS re:Invent に行きたい!!!
これら2つを叶えるためには、以下が必要だと感じました。
- 学んだことを発信し、誰かに貢献をする!
- 自分の名前を社内外で認知してもらう!
そのための手段として、ブログを選びました。
ブログを書くマインド
ブログをなかなか書けずに立ち止まっている人は「ブログ 書き方」などの方法論について考えているような気がします。個人的な意見としては、大事なことは「書くための技術」ではなく「書くためのマインド」だと思っています。
そこで、私が100本を書く過程でどのようなマインドで書いていたかを8つご紹介します。
1. ブログを書くと決める!
2. ネタはなんでも良い!
3. 時間をかけすぎない!
4. 上手く書こうとしすぎない!
5. 理解した。はブログを執筆できてから!
6. アウトプット前提でインプットする!
7. ルーティンを決める!
8. 仲間を見つける!
何かが皆さんのヒントになれば嬉しいです。
1. ブログを書くと決める!
1番大事なことは、心を決めることです!
何か新しいことを始める時と同じで、理由をつけるより先に行動です。
ブログを書くメリットは考える必要ないです。メリットは感じれば良いです。
人を教えることはできない、ただ自悟させる手助けをするにすぎない。
ガリレオ・ガリレイもこのように言ってます。要は自分がやると決めるしかないです。
ガリレオ・ガリレイって細そうすぎるやろ!
失礼しました、心の中のバッテリィズが出てきました。
2. ネタはなんでも良い!
1本目が書けない人は「ネタがない」と思っていることが多いはずです。
大事なことは、「斬新なネタを書くこと」ではなく、「ネタの切り口」です。
同じ話でも、その人の経歴や経験、そして性格は異なるので、感じたことは必ず違います。
ブログを書く時に、「引っかかったこと」や「感じたこと」、「疑問に思ったこと」
これらを書くことによって、その人独自のブログになり、価値が生まれます!
3. 時間をかけすぎない!
ブログを書けない理由の一つとして、「時間がない」といった話をよく聞きます。
確かにブログを書くにはそれなりの時間が必要なことも分かります。
ただ、ブログに関しては「確保できる時間内で書けるもので良い」と僕は思います!
1週間のうち、2時間なら時間が取れる!という場合であれば、気になったアップデートや触ったことないサービスをまとめるだけでも書けます!
逆に、1日時間が取れる!そんな日があれば、思いきってずっと試してみたかった技術検証をまとめて記事にするのもいいと思います!
4. 上手く書こうとしすぎない!
「上手く書こうとすること」は大事なことですが、「上手く書こうとしすぎること」はあまり良くないと思っています!
60点のブログを70点、80点にすることは、すごく時間のかかる作業です。
ブラッシュアップは必要ですが、悩みすぎるのであれば60点のブログを2本執筆したほうが良いと個人的に考えています。
それを繰り返すことによって、段々とブログの平均点が65点、70点と上がっていきます。
5. 理解した。はブログを執筆できてから!
公式ドキュメントなどを読み込むと「理解できた!」となることも多いと思います!
ただ、それは勘違いです。
ブログ執筆(アウトプット)ができて、始めて「理解」になります。
スポーツとかに例えると分かりやすいと思うのですが、動画を見ただけでは絶対に上手くなれません。
やってみることによって、動画を見た時に気付かなかった体の動きなどに気付くことができます。
それと同じでブログを執筆すると、「この前提ってなんだろう」や「費用とかってどうなんだろう」など自分の理解が及んでいない箇所に気付くことができます。
6. アウトプット前提でインプットする!
「5. 理解した。はブログを執筆できてから!」に通じる部分が大きいのですが、何かしらのアウトプットをイメージすることでインプットの質が上がります。
インプットの質が上がることで、アウトプットが楽になりますし、アウトプットの質も自然と向上します。
何かをインプットするときに、「要点」→「理由」→「具体例」→「まとめ」といった形をイメージできるようになり、慣れていくとより解像度が上がっていきます。
7. ルーティンを決める!
毎回、「ブログを書くぞ!」と意気込むのは非常に大変だと思います。
そこで、毎週決まった時間を「ブログを書くための時間」として確保します。
そうすることによって、段々とリズムができ、ブログを書く1歩目を踏み出すハードルが低くなります。
おすすめの時間帯は、「人から連絡が来ない時間」です。
個人的には、朝の 08:00~10:00が「ブログを書くゴールデンタイム」です。
私は月曜日の朝は先週のアップデートを確認し、それをまとめるというルーティンをやっていました。
8. 仲間を見つける!
「1. ブログを書くと決める!」と紹介しましたが、やはり本数を書く中で「どうしても書きたくない日」や「もう書かなくていいかな」と思う時が誰にでもあります。
そんな時に支えとなるのが、一緒に書いてくれる仲間です!
1人で書くのは嫌だけど、「人と話しながらだと楽しく書ける!」や一緒に書く中で改めて「ブログを書く意味に気付くことができる!」など、仲間と書くことには多くのメリットがあります。
ブログを書いてよかったこと
1. 伝えることがうまくなった
前章の「6. アウトプット前提でインプットをしよう!」でも書きましたが、PREP 法と呼ばれる、「要点」→「理由」→「具体例」→「まとめ」が劇的に上手くなります。
PREP 法は「相手に伝わる話し方」と紹介されることが多いですが、ブログを書くことによっても、インプットからアウトプットまでを一連の流れで意識することができるようになります。
またブログ執筆においては、数時間も「相手にどのように伝えるか」を意識することになるので、「話す」時間に比べるとかなり絶対量も増えます。
この成果として、セミナー登壇がうまくなったことが挙げられます。
今年はセミナー登壇を合計で8本実施しました。そこで資料作りにおける、「何を伝えるのか」や「全体構成」など非常にブログと似ている部分を感じました。
Google Cloud Next Tokyo ’24 では、NHN テコラスの代表として 100名を超える聴衆に対し、オンサイトで登壇を実施することができました。
2. 社内外の人に認知された
ブログを書くことで、社内外の認知を高めることができたと感じています。
今年の新卒のメンバーからは「AWS12冠、Google Cloud11冠の方ですよね!」と声をかけられたこともありました。
社内のメンバーからは「案件で役に立ちました!」や「めちゃくちゃ助かった!」と言ってもらえました。
社内外の人から「筋トレやってるんですね!」
「バスケ好きなんですか?」
など共通の趣味の話で盛り上がったりもしました。
これらを通して、ブログには自己開示的な側面もあると感じました。
人とコミュニケーションを取る時に「この人どんな人なんだろう?」という怖さは多少なりともあるはずです。
ブログを通じて、自分を発信することで相手から親しみを持ってもらえます。
3. 自分の振り返りができる
ブログがあることで、執筆時点の自分が「何を感じているか」や「どういった業務をやっていた」、「どういった技術レベルだったのか」を振り返ることができます。
初期の頃のブログは自分でも「見たくない…」と思うことがあります。
ただ、このように感じるということは、執筆時点の自分を超えているということです。
きっとこのブログも来年の自分から見れば直視できない内容になっているはずです。
さいごに
結果として、ブログを書き始めたきっかけである
「Top Engineer になりたい!!!」
「AWS re:Invent に行きたい!!!」
という目標は、叶えることができました。
これらを叶えてみて、「ブログを書いた」から「Top Engineer になれた」や「AWS re:Invent に行けた」わけではないと感じました。
なぜ叶えることができたかというと、
ブログを通じて、自分を知ってくれた人が協力や支えてくれたから
です。
あらためて、これは感謝しないといけないと感じています。
この1年は「100本を書くこと」を目標にやってきて、無事に達成することができました。
2025年は、本数ももちろん書きますが、
- 自分なりの切り口を育てる
- 最新情報をすぐに届ける
- テコラスブログの認知向上
など新しい挑戦もしていきます!
100本の執筆、おつかれ!自分!
今年1年間ブログを読んでくださり、 本当にありがとうございました!!!
Appendix
テックブログ新着情報のほか、AWSやGoogle Cloudに関するお役立ち情報を配信中!
Follow @twitterGoogle Cloud Partner Top Engineer 2025、2024 AWS All Cert、ビール検定1冠
Recommends
こちらもおすすめ
-
Google Cloud のサービスアカウントを解説!
2024.9.13
Special Topics
注目記事はこちら
データ分析入門
これから始めるBigQuery基礎知識
2024.02.28
AWSの料金が 10 %割引になる!
『AWSの請求代行リセールサービス』
2024.07.16